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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   態度の悪いジュワン   いろす

 島の中では大きい物は小さくなり、小さいものは大きくなる。島に隔離された動物にむられる、このような体のサイズの方向性が「島の法律」と呼ばれるものだ。巨大であることや矮小であることは、それなりの代価を支払わねば成らぬことである。大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなる・・・・島の法律は人間にもあてはまりそうだ。
日本よりさらに小さな島にいて、大思想を持たない幸せと、いくばくかカの劣等感とを、日々味わっている。(要約)
 私は、この話を読んで。なるほどと思った。島の中では、大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなるという「島の法律」はなんともありそうな話である。しかも、ある所には「人間にもあてはまりそう。」ときた、なんともスットンキョウな話である。
 「こら!ジュワン何を持ってきた。」
と、すごく鋭い声。お父さんの声だ。ジュワンの口からは、ぽろりとアメが落ちた。なんとも、仕事がありそうに台所にいったかと思えば、次の一こまでは何かを加えてジュワンが台所から出てきた。台所には、ゴミ袋が置いてあった。そこから、たまにソースの殻になった缶や袋を持ってくる。たまにというより、毎回だ。しかし、台所から出たらすぐお父さんの声にとめられるのだ。家の中では、お父さんが一番えらくて一番怖い。一家の大黒柱だ。しかし、言うことを聞くのはお父さんだけだ。お母さんになると、ころりと態度が変わるのだ。例えば、お父さんが怒るとひろって着たものを地面におとすがお母さんになると、首をすくめて突っ立っている。ちなみにジュワンのめは一応上目ずかい、その目は恐怖に満ち満ちている。だが、これならまだいい。私の場合、声をかけるとすぐに大脱走。しかも、犬の足はかなり速くて、私なんてただからだがでかいだけの怪物になってしまう。まるで、(たとえ)チータと猫だ。
 ところが、そこがいい点でもあるなぜなら盗んだものが取られない上におこられもしない。まぁ、いずれにせよつかまる悪事だ。ちなみに、家には広い庭があるため捕まえるにはかなりの訓練がいりそうだ。それは、二階でも同じだ。二階にはおばあちゃんが住んでいるのだが、二階はしたに比べてかなり広く比べ物にならない。だから、ジュワンが走り回るはんいも広くて、上で遊んだ時。
ジュワンが走り回る範囲もでかい。だから、前(前の話聞いた話)上で遊んだ時こんなことが起きた。私は、ジュワンの前でひょいひょいお手玉を投げていた。すると、お手玉に
「ガブリっ」
そのままお手玉を加えたまま走り去ってしまった。さぁて、ここからが大変だ。ドアが開いてないため、外に逃げ出さないだけ良いものの、二階だって庭と同じぐらい広い。そこからは、皆さんのご想像に任せよう。何しろ話せば、きりがない。
 さぁ、まとめだ。簡単にまとめてしまうと。私はこの家の中で位が一番低いことになる。まぁ、おばあちゃんだっているのだけれどもうおばあちゃんったら、鼻の下長くしてでれでれなんだから!なんにしても、ジュワンの態度とはなんともいいがたい。なんせ、お父さんは、ちゃんと盗んだものを返還。お母さんは、首をすくめ上目ずかいに恐怖に満ち満ちた目。私は、無視の上に大脱走。うん、きっと私が刑事だったら、死刑にしちゃうな。まぁ、せめてもの情けってやつはかけるけど。しかし、これは自分のみを守るためであるということが分かった)他の動物だってこのような例もある。ジュワンのばわい相手に対するマナーの問題だが。体を自由自在に操り自分の身を守る動物も多い。特に、カメレオンなんていいれいではないか?周りの色に合わせてからだの色を変え。周りの物と一体になる。そうして、敵から姿を隠している。
 こう考えると、ジュワンの事を起これない。どの動物もこう生きているのだから、もしこれで怒ってしまったら数え切れない動物達に怒って歩かなければ成らない。そういえば、私は自分のみを守ろうとしてなにかしたかなぁ、正に人のふり見てわがふり直せだ。(ことわざの引用)
「あ、ジュワンまたゴミあさってきたな!こら、走るな死刑にしちゃうから!」(書き出しの結び)

   講評   jun

 れなちゃんの作文を読んでいると、いつも、内容に引き込まれて、物語を読んでいるような気分になります。今回も、ジュワンの愛らしく、ちょっぴりずる賢い様子がよくわかる秀作です。周囲の環境によって動物の大きさに違いが出るという内容の長文をもとに、動物は周囲に合わせて自分の立場を変えるというテーマで似た話を書いたところもうまいです。

<要約>
 大事なところを先生が選んでしまいましたが、時間があるときは、自分で選んでみてね。
<題材>
 先生も犬を飼っていたので、相手によって態度を変えるジュワンのようすはよくわかります。
<表現>
 たとえもことわざも入りました。
<主題>
 ジュワンをめぐる身分制度について、わかったことが書けました。
   

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