国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   世界には上には上がいる   さっC

 島に住む動物と大陸に住む動物とでは、体の大きさがちがう。ゾウのような大形のものを比べると、島のものは大陸より、体が小さくなる傾向がある。島では大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなる。ゾウはなぜ巨大なのか?それは大きな図体捕食者を圧倒しようとしているからだ。獰猛な捕食者に比せられる様々な思想との戦い、きたえぬかれた大思想を、大陸の人々は生み出してきた。(要約)
 「やったあ!この学年でであのチーム、バスケット強いよ!」
私の学校は五年生になると中区球技大会という二つの学校でバスケットボールとサッカーを競う、大会がある。私はバスケットボールを選んだ。バスケットは体育館で、サッカーは校庭で練習する。私たちは今、優勝するために練習している。女子と男子で別れてチームを作り、そして違うグループと練習試合。それを繰り返しているのだ。私たちのチームは練習試合をしていて、よく負ける方だった。だからすっかり自信をなくし、球技大会負けるなぁと思っていたが、ただ一つだけ自信があるチームがあった。どんなチームにも負けないチームだった。私たちはそのチームによくアドバイスをもらいながら球技大会を迎えた。
 「あっ!あのチームと対戦だよ。絶対勝つと思うな。」
私はまだ試合をしていないから応援の席にいた。私の心はワクワクしていた。相手がどんなチームでも勝てると心が確信していた。私はこれからびっくりさせられるなんてまだ思ってもいなかった。最初は予想通りにシュートを入れていき、この調子では相手がかわいそうになってくるかと思っていた。そして目を離した瞬間、1点入れられた。そしてまた、ニ、三と入れられていき、どんどん点を入れられていくはめになり、みごとに負けてしまったのだ。私はびっくりした。今まで一番強かったゆういつの自慢のチームがみごとに負けてしまったのだ。私はその時改めて感じた。上には上がいるなぁ。

   講評   baba

 難しい感想文、身近な話に近づけてじょうずに書きましたね。
<構成>
 要約はじょうずにできています。
<題材>
 学校での球技大会のことを書きましたね。よく説明できています。話の進め方がじょうずですね。
<表現>
 「上には上がいる」ということわざ(慣用句?)を使いましたね。こういう言葉は体験してこそ「なるほどね」と思うものですね。
 この場合は「井の中の蛙」というのも使えますね。
<主題>
 最強のチームがあっさりと負けてしまったことでわかったことというのがおもしろいですね。
 本当にそうですね。これから学校を出て、社会へ、日本へ、世界へと行動範囲が広がると、ますますそう思うようになるのでしょうね。




☆「この学年でで」「この学年で」、「ゆういつの」→「ゆいいつの」

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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