国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   教師VS生徒   怪盗ピエナ

 自分の価値観をつらぬき、その道を信じてすすんでいくことは大切である。この間の月曜日は先生と生徒の対決があった。バレンタインである。学校には、チョコレートを持ってきてはいけない。しかも、先週の金曜日に先生が、
「バレンタインデーだけど、持ってこないようにね!」
と念をおされた。しかしわたしはみんなで、〝友チョコをしよう〟と約束していた。けれど、わたしは学校でチョコをするのはあまり賛成ではなかった。それは、去年バレー部の子が学校でチョコを渡しているのを先生に見つけられ、バレー部の人はけじめをつけるために、毎日朝早くから、学校のそうじをしていた。そうなると部活の人に迷惑をかけていて、わたしはそれが嫌だったので、できる限り学校へチョコを持っていかないようにした。(家が遠い人は学校で渡したが…)みんなは、
「大丈夫、大丈夫!!」
と言っているが、もし見つかったときは…と考えると、学校でチョコをあまり渡さなくてよかったなと思っている。
 しかし、周りの人の意見を取り入れることも大切である。月・水・金曜日は野球部がグラウンドを使うため、わたしたちソフトボール部は陸上部の場所を少しかりて練習している。まずはじめにウォーミングアップとして、学校のまわり(外周)を三周する。わたしは水泳を四歳から約八年間習っていたため、他の人よりは少しは持久力がある。(自分で言うのもなんだが…)だが、ソフトボールはチームプレーなので先生は、
「個人で力を伸ばすのも大事だけれど、チームとして持久力アップをするために、みんなで走りなさい。」
と言われた。わたしは自分のペースで走るとだめだ、またわたしはやることが極端なので、遅すぎたり速すぎたりしてしまう。だからよく副部長に、
「これくらいの速さでいい?」
と聞いている。先生は時々、
「一人で考え込まないでいいよ。みんなに聞いてみたら?その意見も取り入れてみなよ!!」
と言ってくれる。また、昔話の『桃太郎』では桃太郎はおばあさんにすすめられたきび団子を持って鬼退治へ行った。このきび団子のことがなかったら鬼退治は成功していなかったのだろう。
 確かに、自分を信じてその道に進むことも、回りの意見を取り入れることもどちらも大事である。けれど、『知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ』という名言があるように、一番大切なのは達成しようという熱意である。

   講評   mako


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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