国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   チョウチンアンコウが水族館で行き続ける日     つっちー

 3年くらい前に、母に科学の雑誌を買ってきてもらった。付録がいつも付いているもので、その月の科学にはとても小さい水槽とカブトエビの卵がついてきた。説明書は雑誌の中に入っていたので、しっかり読んで育て始めた。水槽に水を入れ、卵を入れ、毎日生まれてきたかチェックした。ある日水槽を見てみたらカブトエビが生まれていた。まるで魚がほんの少しの水の中で泳いでいるようにはねて泳いでいた。この付録には、水槽の外側に背景として恐竜が住んでいた時代の絵がついてきた。なぜなら、カブトエビはそんな昔の時も存在していた、つまり生きている化石だからだ。雑誌の中身を読んでみたら、カブトエビの卵はふぶきの中にいても水に入れたらちゃんと生まれてくるらしい。僕の卵はふぶきの中にいたことがあるのだろうか。
 チョウチンアンコウを見たことがないので、インターネットに行ってチョウチンアンコウのことについて調べてみた。チョウチンアンコウはオスとメスは体長がとても違う。メスは60から100センチだがオスは4センチしかないのだ。日本では、北海道、相模湾、下田沖に住んでいる。ほかには太平洋と大西洋の深海に住んでいる。オスとメスの形ははっきりと異なり、メスは30から50個の骨質板を持っている。それぞれには1本のトゲが中央にある。大変小さい眼をしていて、頭の上にあるトゲはやや太く、先の部分に光るふくらんでいるものがある。それを光らせ、獲物をさそい、強力な発光液を浴びせかけて捕らえ、食べる。その光っているふくらみは獲物だけではなく、敵もさそってしまうらしい。だからいつもとげの先の光るふくらんでいる物を口の中にかくすみたいだ。そのような話は一度も聞いた事がないが、もし本当なら、おもしろい話だと思う。チョウチンアンコウを人間にたとえたら頭の一部を口の中に入れているようなものだからだ。
深海に住んでいる魚は水族館ではなかなかうまく飼えないことがわかった。科学技術がより進歩すれば可能だと思う。つまり水族館のある場所を深海状態にできるための科学技術が必要ということである。僕は水族館にいるチョウチンアンコウがあっという間に死んでしまわない日を待っている。

   講評   kira

 つっちーくん、こんにちは。科学はどんどん進歩する。私たちも進歩する。動物や人間や自然のすべてとなかよくできるように進歩したいね。

  

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