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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   チョウチンアンコウ   浪士

チョウチンアンコウには、上唇のすぐ上に背びれから変わったイリシウム呼ばれるただ一本のアンテナがある。生きているチョウチンアンコウのイリシウムの先端には、小さなザクロの身のようなエスカがあり、乳白色半透明の上にリングがあって、暗いところで青白く光った。エスカの左右にある肉質突起の先端で真珠のような白い小球が光を放ち、エスカから垂れ下がる黒くて細長いフィラメントの先端にも小さな発光器があった。
 ぼくはチョウチンアンコウを見たことがない。食べたことは、たぶん一回ぐらいあった。それはたぶん、普通のアンコウだと思うが忘れた。チョウチンアンコウを図鑑で見る以前のぼくの想像によると、本当にチョウチンがぶら下がっていて、それを光らせて道を探すのかなと思っていた。小二のころ、図鑑でみたときにとてもおどろいた。顔の部分を見てまるで怪物みたいだと思った。歯がギザギザしていて、体は突起があってとげとげしかった。そして光るのは道を探すためではなく、獲物をおびき寄せるものだとも分かった。チョウチンアンコウはまるで虫みたいだと思った。
 以前、小一のとき親せきからホタテをもらった。そのときにこれを育てて卵ができれば我が家はホタテの宝庫となり、いろんな人に分けてあげようかなと思った。そこで、オスかメス分からないがとにかく二匹を水槽に入れた。そして水に塩を少し入れてホタテを入れた。一晩たって見てみると・・・。見事に失敗した。やはり海で生きていた物を、水槽で育てるのは、少し無理があるなと思った。
 チョウチンアンコウも、ホタテも環境が変わると生きていけなくなるということがわかった。やはり野におけ蓮華草である。どんなによい環境でも生物に合っていないとだめだということが分かった。

   講評   inoko

 浪士君、こんにちは。作文の丘で表示される点数の評価もよく読んでおきましょう。自分の書き方の傾向が見えてきます。今後の参考にもなりますよ。
次回は進級試験です。●の課題で内容を考えておきましょう。


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