低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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科学にぶつけて さぼてん
月が出来た原因についてジョージ・ダーヴィンという人が、月は地球の一部がちぎれて飛び出してできたもので、面白い事に、太平洋は月が飛び出した後だ。という。しかしその説で昔の人は納得していた。それも一つの例のように、今まで出来上がった科学の理論とか解説とかにこだわりすぎて、全てをそれにのっとって考えるという傾向が強すぎると、新しい発展が起きなくなっていく。だから、自由な観察力や考え方から思いついた事をどんどん科学にぶつけていけば良いのだ。それは私達にとっても、科学者にとっても楽しいことになるはずだ。そしてそこから、思いがけない科学の進歩が生まれるということに成るかもしれないし、それは素晴らしい事に違いない。<三文抜書き>
科学者の議論話だけではなく、日常生活でも古いものは新しいものに変わってきている。例えば日傘。今は時期が違うからあまり見ないが、夏になるとどこでも見かける日傘の大群。主に女性が持つ事が多い日傘。使い方や持つ人は変わっていないが、日傘本体が変わってきている。まず昔の日傘と今の日傘を見比べると一目瞭然。色が違う。昔のかさは白く、今のかさは黒い。なぜならば、昔の考え方では日傘で光を反射させるだから白だったのだが、今は光を日傘で受け止めてしまうという新しい方法で黒。どんどん新しいものになってきているだろう。私から見れば光を反射させるの方が日傘の役割。という感じで、色は黒というイメージがある。矛盾しているがイメージ的にはそうなってしまうのだ。でも光を受け止めるというかんがえかたも「あーなるほど。」と思う。たかが日傘にこめられた進展も知らないくらい科学も知らなかった。(笑)
他にも風邪をひいて熱が出たときはどうする?ちょっと昔のひとはおでこを冷やして全身布団で包んであったかくする。というまるで昔のテレビにもでてきどうなやり方だったが、今は脇等の大きな動脈が通っている部分を冷やし、あったかくするのは熱の上がり際だけ。というやり方がでてきている。私達はそんなこと全然思わなかった。なぜならば私達は、最初に書いた「今まで出来上がった科学の理論とか解説とかにこだわりすぎて、全てをそれにのっとって考えるという傾向が強すぎると、新しい発展が起きなくなっていく。」というようになってしまっているのだ。<似た話・聞いた話>
要するに科学には発想・ひらめき。そして、それを科学界にぶつける事が大切なのだ。もしそれがめちゃめちゃなことであっても、当たって砕けろというようにぶつけることが第一に大切なのだ。もしかしたらウェーゲナーの大陸移動説のように今はダメでも後から評価されるようになるかもしれない。とにかく自分の頭の中だけで終わらせずに、どこかに公表する事が大切なのだ。<わかったこと>
講評 yama
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