創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   おっきな荷物   PINPA

 今私達人間はロボット開発や未来都市への新興を活発に進ませ、便利な生活を送っている。しかしその反面、私達は山積みの環境問題を抱え苦しんでいる。地球温暖化、酸性雨、オゾン層の破壊、砂漠化などなど。その中でも特に深刻な地球温暖化問題。本当にこのまま温暖化を進めていいだろうか。もちろん、絶対いけない。
 なぜなら、第一の理由として地球温暖化は自然界に大きな影響を与えているからだ。
 例えば私の大嫌いな花粉症もそうだ。まさに今は花粉症シーズンのどん底・・・。昨年の夏は猛暑で雄花がたくさん出来、去年の10から30倍の花粉があると言われている。花粉症患者は全国に2000万人もいる。また昔は子供は花粉症にならないと言われていたが、今では子供も患者の一人。今では2000万人のなかに子供も多く含まれているのだ。これも地球温暖化が関係しているのだ。また花粉症患者は人間だけではなく犬やサルなどの動物も花粉症には大変頭を抱えている。動物たちもくしゃみをしたり涙を流したりしているのだ。
 他にも、私は桜前線にも影響が出ているのではないかと考えた。入学式といえば桜。7年前の小学校の入学式ではピカピカのランドセルを背負い満開の桜に囲まれていた。しかし1年前の中学の入学式では、もう入学式の時には既に桜は散っていた。この例で分かるように、このたった6年間の間だけでもずいぶん温暖化が進んでいるのだ。
 第二の理由として地球温暖化は夏の異常気象にも大きく関係しているためだ。
 私の祖母は夏になると決まって
「昔はもっと涼しかったのに・・。」
と口ぐせのように語る。確かにデーターとして20世紀の100年間で0,4度から0,8度気温が上がり、今のままでは100年後には最大5,8度も上がると報告されているほどだ。
 また、真夏日は都心部の最多地で38日もあった。
このように夏の異常気象が起これば、クーラーが売れ、温暖化が進み、又クーラーが売れる。このように出口の無い迷路に人類は迷ってしまっているのだ。
このまま地球温暖化が進むと、後地球の命は50年ほどしかないと専門家の中では言われている。余命50年。自業自得、この言葉がまさにぴったりだ。今まで人間が地球に対して行ってきたことはこれほどにも残酷なことだったということよく分かる。
 昔のように平和な地球を保つには温室効果ガスを減らすしかないと京都議定書で言われている。これを守るには1週間に1日電気も使わず、エアコンを使わず、車も使わない生活を送るしかないそうだ。しかし、そのような事は絶対、不可能。なぜなら、そうしてしまうと手術が出来ない、火事でも消防車が出せないと大変不便で困ってしまうためだ。しかし自動車ではなくバスや電車を利用、エアコンの温度を調節、電気をこまめに消すなどの少しの心がけなら地球温暖化防止のお手伝いを私達中学生も行えると思う。
 いずれは私達が背負う問題なのだ。だからこそ、子供・中学生の頃から少しずつ考えていくべきなのではないかと私は思う。

   講評   mako


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