国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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たしかブレーズ・パスカル あしも
たしかブレーズ・パスカル
人間には狂気というものが必要だ。
第一の理由は、狂気と呼べるような集中力がなければ何かを成し遂げることはできないからだ。私の行っている塾の自習室には受験生が多い。普段はそうでもないのだが、ここ最近、入試前だからか、全体の空気が張り詰めている感じだ。いつもは騒いでいる人も、とても集中して勉強している。鉛筆のカリカリ…という音が妙に響く。これも狂気の一つであると思う。
第二の理由は、平凡な毎日では退屈してしまうからだ。私の所属している吹奏楽部でも、毎日毎日個人練習だと退屈になってくる。そこで、パート練習や、セクション、合同練習、まれに他中との交流会があると、部活が楽しく感じられる。それに、上手い人を見ると刺激を受ける。データ集によると、十代女性のストレス解消法として、第三位が長電話、第二位か食べる、そして第一位がカラオケであった。また、十代男性のストレス解消法として、第三位がビデオ鑑賞、第二位がテレビゲーム、そして第一位がカラオケだそうだ。この結果から見ると男女とも『カラオケ』が一位になっている。これはやはり、平凡で退屈な日々の中に、普段では出せない大きな声を出すという狂気が発生するのではないだろうか。
確かに狂気ばかりではなく、冷静に判断することも時には大切だ。しかし、「行動するためには、多くのことに無知でなければならない。」という名言もあるように、何かを成し遂げるためには狂気も必要だと思う。狂気によって、自分の能力が伸ばされる場合もあるだろう。
講評 kira
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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