国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
じゃがいもぷかぷか メロディ・ブルー
生徒の間違いを、教師が放っておくこと、あるわけない。私達の間違いは、普段は温厚な教師Tを激怒させてしまったに違いない。
その日は、私達にとって初めての調理実習であり、同時に、私の料理の初デビューの日でもあった。
「今日はサラダ作りだよね。私の考えた、「ニコニコサラダ」ってマジ良くない!?キャベツを下地、じゃがいも・にんじんを横に飾り、コーンをニコニコマークにする…なんて良いアイデアなんでしょう!私って超天才!!!!」
と、一人独裁者のように、自画自賛していた。横で見ていたCちゃんとS君は、
「…平和だねぇ」
と、この光景を、にこやかに見守りつつあった。
「これからサラダ作りに入ります。わからないことがあったら、すぐに先生に聞いてくださいね」
ここからが、悪夢の始まりである。なんと、にんじんを皮をむかずに切ってしまったのである。
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!!!!!!!!」
…にんじんは、四角くなった☆ 悪夢は、まだまだ続いた(もぉいいよ…)。
「このじゃがいも、どうしたの!?水につけておくなんて書いてないでしょう!!!!!!!!!!」
エッとびっくりして見てみると、じゃがいもは…ボウルに入っているいっぱいの水に、ぷかぷか浮かんでいた.。…粉をふかすと書いてあったのに。
「でも、サラダはすッごく美味しかったョ☆」
だからといって、いつもこんな失敗をしているわけではない。
少し前の、たしか冬休みくらいの時のことである。いりたまごではない、くるくる巻き巻きの卵焼きはどうやって作るのか母に聞くと、
「なら、一緒に繕うや」
と言われて、早速作ってみた。卵・だしのもと・さとう(だったと思う)をときほぐし、卵焼き用のフライパンにいれる。少しずつ。大体焼けたら、フライ返しでくるくる巻き巻き。これを繰り返して行くと、くる×2巻き×2卵焼きの出来上がりなのであったのだぁ!!!!!!!!!
初めて作ったくるくる巻き巻…(略)は、とても美味しく感じた。
わかったことは、誰でも最初は失敗するもの。でも、私のように、度が過ぎると馬鹿にされる。だが、成功した手作りの料理は、とても美味しいものであると言うことだ。
生徒の間違いを、教師が放っておくこと、あるわけない。私達の間違いは、普段は温厚な
教師Tを激怒させてしまったに違いない。
終
講評 koni
丁寧に清書できましたね。
いよいよ4月から6年生ですね。作文を完成させるには、大変な労力がいります。長文も難しくなり、一週間に一つの作文を完成させることが、難しくなる時期もあるでしょう。そこが、踏ん張りどころだと思って、書けたところまででいいので、送ってきてくださいね。一緒に頑張りましょう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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