国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   いたずらした事   智史sky

「やだなー日本語が通じない現地校なんて、やめたい。」 と、毎日そんな思いで学校に行っていた。みんなは朝から、友達同士ふざけあって、楽しそうに一日をすごしている。僕はいつも一人。ランチの時は、他のクラスの日本人の友達とおしゃべりをするが、また、すぐ一人・・・。けれど、最近になってわかってきた。自分からみんなと同じ事をして、ふざけてみればいい、のだ。
 それからは、今までより、少し学校にいる時間が短く感じられる。みんなと、ふざけあったり、おしゃべりしたり、そして、時には、「いたずら」もする。どんな「いたずら」かというと、例えば、ペットボトルをランチの時間に外のフィールドで投げ合ったりとか、先生を後ろからそっと近づいて、おどろかせたり。ある友達は、先生のちょっとした悪口を言って、先生とふざけあっている。また、まるで俳優のように、おもしろい芸ばかりをやって、授業中、皆を笑わせてしまい、先生にしかられている友達もいる。
 母に「子供の頃、学校でどんないたずらをしていたの?」と聞いてみたところ、例えば、独身の若い先生が別の若い先生と仲良くしていると、「あついよー!」と皆でからかったり、黒板にハートを書いてふざけていたと、言っていた。やっぱり、人って、だれでも、子供の時は いたずらをするのだなあ、と思った。
 僕も、みんなが、楽しそうに「いたずら」をしている時に、一緒にできるようになって、もっともっと学校が楽しくなるようにしたいと思う。

   講評   kako

こんにちは、智史sky君。

★第一段落:書き出しの工夫が上手にできています。さみしいなあ、という気持ちが伝わってくるようですね。課題が「いたずらをしたこと」なので、題名を工夫してつけてみましょう。
★第二段落:少し積極的になれたから、時間が短く感じられるようになったのですね。いい体験実例が書けています。いたずらの仲間に初めて入ることができた時、どんな気持ちがしましたか。少しドキドキしたのかな? お友達はどのように受け入れてくれたのでしょう? クラスの中にはおもしろい人が一人はいるものですね。どんな人なのか、「たとえ」で上手に表現できています。
★第三段落:お母さんもいたずらをされたことがあるようですね。私もしたことがあります。(^^ゞ なぜ、いたずらをするのでしょうね。きっと、振り向いてほしかったり、いたずらをした時の相手の反応を見て楽しみたいと思うのかもしれません。
★第四段落:いたずらを通して仲間がたくさんできるといいですね。最初はいたずらでも、そのうちいたずらをしなくても打ち解け合えるお友達ができるはずです。少し積極的になってみることがコツだと思いますよ。がんばってね。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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