国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   疑問を持つことの大切さ   ともっち

 最近、物事に対して疑問を持たない人が多い。私もその一人であるということを先日思い知らされた。学校で課題を出された時、今までは「〇〇について調べてきなさい。」と言われていたが、その時は「〇〇について疑問に思ったことを調べてきなさい。」と言われた。私は今まで通りに調べればいいと思っていたが、いざ調べようとすると自分が疑問に思うことが何なのか分からず、何を調べたらよいのか分からなかった。だから私は、考えを持って行動するためには疑問を持つべきだと思う。そのためには二つの方法がある。
 一つ目の方法はそのことについて自分なりにもう一度考えるということだ。先日ニュースで、おばあさんが水道局の者と名乗る男から三万円を騙し取られたという事件が流れていた。この事件は、おばあさんが後になって領収書がないということを疑問に思い、問い合わせたところ詐欺事件だということが分かったのだ。このように後で冷静に考えることで疑問が生まれてくるということがある。
 二つ目の方法は、いろいろな人の意見を聞くということだ。私は服を買う時、いつも母に意見を聞く。母に聞くと「その形の服よりあっちの形のほうがいいんじゃない。」と意見を言ってくれる。そのおかげで「やっぱりあっちのほうがいいのかな。」と新たな疑問が生まれてくる。そうすることで考え方が広がるのだ。そのおかげで私はいつも思い通りの服が買えるのだが、選択肢が増えるのでいつも買い物の時間は長くなってしまう(笑)このように人に意見を聞くことで疑問が生まれ、考え方が広がるということがある。
 確かに人の言うことを素直に聞き入れるということも大切である。しかし「疑問とは分からないことではなく、考えを発展させるために必要なものだ。」という言葉のように、私は物事に対して疑問を持つべきだと思う。

   講評   huzi

 新しい項目のスタートです。
当為の主題→方法(体験実例)→反対意見理解→自作名言→当為の主題、この流れに沿って意見文を書いていきます。一回目からすべて◎を達成しましたね。さすがです! よくできました。
  書き出しの例は、疑問を持つことの難しさをうまく説明できましたね。調べることは簡単ですが、「どうしてそうなるのか」は、たやすく出てこない。しかし、考えをもって行動するためには、疑問を持つ【べき】だと考えたのですね。
  【方法】は、二つ、違った立場から考えたね。自分なりに考える姿勢があると、トラブルを避けることもできます。巧妙な話であればあるほど、冷静に考えなければなりません。 二番目の例も、身近な体験からの説明がわかりやすいね。人に意見を尋ねることでものの見方がひろがり、そこから生まれる疑問を解決することで、よりよい結果を手にできるのですね。時間がかかっても、納得のいくほうがいいですね。買い物も。(笑)
  【自作名言】、与えられた形にすっきりとおさめられましたね。今まで書いた意見を、これだけの文字数でまとめなおすことができるとは、なかなかのセンス。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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