低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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不思議なミイラ いぬま
ミイラ取りに行った人が目的を果たせずに、自分もそこで死んでミイラになってしまうこと。中世から十八世紀のヨーロッパでは、このミイラが<医薬品>としてもはやされた。たとえばエジプトでは、ピラミッドの奥まで入って、そのまま戻れなかった人がたくさんいた。(三文ぬきがき)
僕は、野球の試合でこんなことがありました。僕の前の打者に
「ひっとうってね!。」
と声をかけて送りましたその打者は、言ったとおりに打ってくれました。そういったぼくがひっとをうちました。まるで説得した僕がヒットと打ったから説得した自分がベンチに帰られなくなってしまいました。≪たとえ≫
僕がもしミイラだったらミイラ取りにきた人にすぐに
「帰れ。」
と怒鳴りつけます。
ぼくは、ミイラ取りに行った人は馬鹿だなあと心の中で思いました。≪主題≫
講評 miri
<構成>三文ぬきがきをすると、長文の中の重要なポイントがしぼれて、頭の中が整理できますね。この練習をしておくと、学年があがって自分で要約をつけるようになったときにおおいに役立ちます。
<題材>これはよい意味での「ミイラ取りがミイラ」ですね。もし、を使った想像ですが、どうして「帰れ」と怒鳴ると思うのかな。そのへんの気持ちもかけるとよいですね。
<表現>まるで、を使ったら「〜ように」「〜みたい」という言葉でうけましょう。この場合なら、「説得した僕までヒットを打ってしまったので、まるでミイラ取りがミイラになってしまったようでした」
<主題>ここもどうして馬鹿だと思うのかが説明できるとさらによくな
りますね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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