低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
何を捨てなければならないか・・・・・・。(感) ベッキー
ひとが人生で、くずかごほどそんなにも長く身近に付きあう家具はほかにないといっていいかもしれない。人はある日突然とんでもないことに気づいて、びっくりする。必要なものを捨てないでそうやって手に入れたものが、日々に欠かせぬ必要なものどころか、そのおおくはどういうわけかすでに、ただのすてるにすてられないものばかりになってしまっている。部屋におおきなくずかごを一つ、こころのひろい友人として置くだけで、何かが変わってくる。くらしの姿勢が、きっとしゃんとしてくる。
私は、この話を読んで一番いいと思ったのは、最後の部屋に大きなくずかごを一つ、心の広い友人としておくだけで、何かが変わってくる。というところだ。どうしてかというと、本当にそうするとごみがなくなるからだ。
ゴミを捨てるということは、いるかいらないか分かっているということだ。だから、ゴミ箱を使うっていうことは、本当に大切な物が分かっているということだ。本当に大切なものが分かっていないということは、物を捨てられないということだ。
テレビで、ものすごく汚い部屋を見た。あちこちいらない物であふれていた。まるで足の踏み場が一ミリもないようだ。
中には、へんなものがあった。それは、透明の長靴みたいな物だった。レポーターの人が、
「何コレー」
と言って笑ってた。私は、笑うほど汚いんだなと思った。
父は、何年か前、フィギュアを全種類集めたことがある。チョコレートが四つ付いていた。父は、それに見向きもしなかった。くずかごは、みすぼらしいけれども、とても大切な物だと思った。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |