国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   読書の楽しみは(感)   ナージャ

 読書の楽しみは一人でできる楽しみです。碁を打つには相手がいる。野球を楽しむには自分の他に少なくとも十七人の賛同者が必要でしょう。こんな便利な娯楽はめったにありません。
 しかも、当方の体力とはほとんど関係がない。老人子供、病人でも、多くの場合には、それぞれ読んで楽しめます。どこかの「ファミリー・レストラン」で二、三度食事をする値段で、大抵の本は買えます。それでも買えないほど高い本は、公共図書館にあり、そこから借りればタダですむでしょう。こんなに安くて便利な楽しみを知らぬ人がいるとすれば、その気の毒な人に同情しなければなりません。
 読書の楽しみは無限です。時間をもてあましてすることがない、といっている人の心理ほどわかりにくいものはありません。
 すべての本は特定の言語が書かれています。日本で出版される大部分の本の場合には、日本語です。本を沢山読むということは、日本語を沢山読むということであり、日本語
による表現の多様性、その美しさと魅力を知るということもあるでしょう。私はほんを読んで日本語の文章を楽しんで来ました。それも読書の楽しみの一つです。
 私は、宮沢賢治先生の書いた童話は、大好きです。それに、私と同じ花巻で生まれました。もし、先生が花巻で生まれなければ私は、この童話を読んでいないと思います。
 そのほかにも私は、大好きなものがあります。それは、マンガです。マンガなら、一時間程度で読み終わってしまいます。
 私が一番嫌いなのは、伝記など文章です。「よし、読むぞ」とは思うものの実際、ページを見れば読む気を無くしてしまいます。でも、これからは、頑張りたいと思います。

   講評   nato

こんにちは、りさちゃん(^▽^) 今週は清書の週でしたね。先生との約束どおり、要約文のあとに随分たくさん付け足すことができましたね。(^-^)v とってもよくなりました。りさちゃんが大好きな本のことを、とても詳しく説明することができています。それから、余り好きになれない伝記などについても触れたことも、偏(かたよ)らなくてよかったです。このようにして、これからも感想文のあとに、自分の体験談や、似たような話、お父さんやお母さんの話を書き加えていけると、どんどんよくなっていきますよ、頑張ってね。宮沢先生のおはなしのあとに、「星の数ほどある、たくさんの本のなかで、何を読むかを決めるのは至難の技だけれど、このようにしてちょっとした動機から読みたい本が決まっていくのも、面白いと思う。」などと書き加えられると、読み手にとってもなるほどって思えると思いますよ。ことわざは、『すきこそ物の上手なれ』などを使って、やはり宮沢賢治のことに興味を抱き、彼のことが好きだからこそ、少々難解な文章でも読みこなしていけるのだ。。。などと結ぶこともできそうですよ。このようにして、ことわざを入れる工夫もできるといいですね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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