低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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いたずらって・・・ くろーばー
「あっっっ!くろーばーちゃん!トマト食べちゃったの!?」
『え、何の事?』という顔できょとんとしている私。
わたしに記憶はないけれど、小さいころはいろいろといたずらをやっては見つかっていたそうです。トマト事件もそうだけど、他にもメガネを折ったり(すごっ!)お皿やスプーンで遊んでみたり、機械を勝手にいじったり、他にもたくさんののいたずらをやっていたそうです。
思ってみれば、最近はあまりいたずらをしません。飽きてきたのかな、と思うとそうでもないのです。時々先生や友達にいたずらしてみたいなぁなんて思う時もあります。でも、『怒られるのが怖い』とか、『やっても意味ないじゃん』という理由で、だんだんいたずらをしなくなってきたんだと思います。
いたずらは良くないことだけど、やると何だか幼かったころに(今も十分やっていますが。)戻れる気がするのです。
いたずらはけして悪いだけじゃない。確かに良い事ではないけれど、無邪気だった子供のころに戻れる、大切な遊びなのだと分かりました。
講評 yoo
くろーばーさん、こんにちは。今回がはじめての作文の練習でしたが、とてもしっかりした上手な作文が書けました。パソコン入力で送ってくれたのですね。幼い頃にいたずらしたことをくわしく述べることができました。今でもいたずらをすると幼い頃に戻れる気がするという思いには、とても共感が持てます。課題にぴったり合った、素敵な作文が書けました。
<構成>
会話文での「書き出しの工夫」ができましたね。とても上手です。素晴らしいですよ。トマト事件というのは、どんなことだったのかしら? くろーばーさんは、結構いたずらっこだったのでしょうね。
<題材>
くろーばーさんが実際にしたいたずらの実例を、いくつも挙げることができました。「体験実例」は申し分ないですよ。(やはりトマト事件が気になりますが……。)しっかり考えてくれましたね。
<表現>
今でもときどきいらずらをしたくなるときの様子を、「まるで子供みたいですが」というような言葉で表したりするのは、いかがでしょう? (←これは一例ですよ)
<主題>
いたずらをしようとたくらむときは、大人でも童心に戻っていますね。最後に「わかったこと」を書いて、うまく結ぶことができました。いたずら心のある人は、楽しい魅力的な人が多いと思います。たいへんよくできました。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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