低学年から学力の基礎を作る
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   読書のすばらしさ   ブラックベーダ

 読書の楽しみは一人でできる楽しみです。もし共通の楽しみがあるとすれば、それは知的好奇心のほとんど無制限な満足ということになるかもしれません。読書の楽しみは無限です。
 「えぇ〜〜〜。」(書き出しの工夫)
と思いながら、私は学校の図書室で本を読んでいた。探偵系のお話でなにが起こるか全く予想も付かない、本を読んでいた。面白くていつまでも読んでいたくなってしまう。その時「やっぱり本はいいなぁ〜」と思った。だがまわりをみわたすと、学校の図書室なので、遊んでいる人などがいる。他にもマンガ系の物を読んでいたりする。「みんな本当の読書の楽しさを知らないな」とおもった。
 現代の人の多くの人は本よりテレビの方がいいというだろう。それはやはりテレビは本より疲れないからであろう。だが本にも良いところがある。そして悪いこともある。テレビにも同じように良いところと悪いところがある。ほとんどの人が「テレビの悪いところはどこだとおもう」と聞かれてもパッとは思いつかない。だがテレビにも悪いところはある。例えば番組の途中にトイレにいけないなどがある。(笑)それに比べ本はいつでもトイレに行くことができる。テレビの欠点はこれだけではない。テレビは色々なところで見ることができない。つまり持ち運びが難しい。持ち運べたとしてもたいていのテレビは電気が必要なので見ることができない。そうするとほんのほうがいいなあ〜と思うかもしれないがもちろん本にも悪いところがある。
 人間の情報の入れ方は大きく分けて二つある。一つはオーディオ、もう一つはヴジュアルオーディオは耳から取り入れられる情報だ。そしてヴジュアル、ヴジュアルとは目から取り入れられる情報のことだ。私はこのどちらか一つがなくなってしまったらたいへんなことになると思う。
 面白い本の数は数知れない。一生に面白い本を全部読むのは無理だ。一日に一冊読んでも不可能だ。面白い本の数はまるでジェットコースターの早さでできていく。だからといって本を読まないのはいけない。本は人間にとって大切なことである。私も一生のうちにできるだけ多くの本を読んでいきたい。

   講評   nara

 自分自身の「本はおもしろいなぁ。」という体験から始めたのはいいね。確かに、小学校の図書室を見渡すと、「本を読む・借りる」という本来の目的以外で来ている人もいそうだなぁ。そういう人は、本のおもしろさに、まだ目覚めていないということかもね。
 多くの人が好んでみている「テレビ」のマイナス点について、ユーモアを交えて書いたのは、よく考えてあるね。テレビのよさは、わかりやすさや楽に見られるところなどだろうけれど、実は、それがマイナスに働くこともありそうだね。この段落の終わり「本にも悪いところ」の部分は、もう少し詳しく説明してごらん。おそらくは、本のマイナス点が、本を好きな人にとってはプラスに思えるのではないかな。
 「オーディオ」「ヴィジュアル」などの言葉は、ふだんあんまり使わないだろうから、長文に出てくると、どきっとするかもね。ヴィジュアルは、写真や映像などのことね。活字は含まれない。だから、情報の入れ方は、二つだけではないと思うよ。オーディオ・ヴィジュアル、そして活字ということになりそうだね。それぞれが対立するのではなく、お互いに補い合えるはず、というのが筆者の考えかな。なのに、今は、どうも、ヴィジュアルなものだけに、みんなの興味が向きやすくなっているから、こういう内容の長文が書かれているということね。
 長文感想文のときの【構成】の課題は、「要約」だよ。もちろん、「書き出しの工夫」もできるだけやる方が望ましいけれどね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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