創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分だったら   山大

 「自分だったらどうなるのだろう。助かることは出来るのだろうか。」
長文を読み終わり、思い、そして言った。犬かきしか出来ない自分が、スピードのある流れに流され、頭がぐちゃぐちゃになりながら、無事自力で助かるのだから、その人はすごいと思う。僕の場合、人が来るまで助からない。そんなことを考えると、何かゾ〜ットしてきた。それと、長文の最後、聖書の部分は、僕が一番注目したところだ。神様が与えた苦労だけ、成功の喜びにつなげるトンネルだと僕は思う。
 僕は、川に流されたことが一度もないから、流された時の気持ちが全く分からない。しかし、大変なことだと思う。目の前がまっ白だろう。人生に関わることだから次に川に行く時は、体が震えるだろう。まるで、川に投げ捨てた木の葉みたいだ。どんどんどんどん流されて、最後にとまる、みたいな感じだ。しかし怖い。
 渡良瀬川を、地図帳で調べてみた。中禅寺湖のあたりから、桐生のあたりまで、けっこう長い川だった。調べてみたら、107・6mあった。利根川とつながってるようにも見えた。地理と言ったら日本、日本と言ったら熊本県、熊本県のなぞは熊も解けん。(あんまりかんけいないが)
 この長文を読んで、渡良瀬川のことがよく分かった。そして、神様は、苦労のトンネルは必ずある。あせらない。といっていることがよく分かった。僕もあせらないように心掛ける。最後に、僕は感想文がとても苦手だ。だから、これから感想文を中心に頑張って行きたいのが僕の思いだ。出来れば、今度渡良瀬川に行ってみたい。

   講評   nara

 今、山大君たちがやっている長文は、かなりむずかしい内容だね。例えば、くずかごの話は、実際にくずかごに何かを捨てるということだけでなく、「心の中のくずかご」について考えていく必要がある。この清書の題材になった「渡良瀬川に流された」という話は、流されたことから何に気づいたか、言いかえれば、心の中で何が変化したのか、ということが重要になっている。
 つまり、今、そしてこれから山大君たちが学んでいくのは、目の前のことがらが心にどんな影響(えいきょう)を与えるのかということなのだね。3ヶ月続けていくと、「そうか!」とコツをつかめるときが必ずくるよ。トンネルは必ず出口があるからね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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