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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   集めている物   すし

   「あっいいなあ。」「交換してくれっ。」集めている物(コレクション)を見せ合って自分の持っているコレクションで同じ種類のを交換しているところをよく見る。(そんなもの学校にもってきていいのか?)
コレクションには色々ある。えんぴつ、消しゴム、ストラップ、人形・・・。よく、自分と同じ物を集めている人とよく交換をした。交換の仕方は、例えばAさんとBさんが消しゴムを集めている場合、Aさんが黄色の消しゴムを2つ持っていてBさんが赤の消しゴムを2つもっていた時、このような会話がおこるだろう。(おこらない場合もある)A・「赤の消しゴムちょうだい」B・「えーだめ。」A・「2持っているからいいじゃないか」B・「いいよ。じゃあ黄色の消しゴムちょうだい。2つ持っているからいいでしょ」A・「いいよ」・・・・交換。このようなことを物物交換(ぶつぶつこうかん)と言う。物と物を交換するので・・。AさんとBさんの場合はすごく都合がよい。Aさんが赤の消しゴムを持っていない、Bさんは黄色の消しゴムを持っていない。それぞれ2つずつ持っているから交換しても同じ色が1こなくなるだけで新しい色がやってくるので都合がよい。だが、それぞれの色2つずつ集めている場合なら別として考えなければならない。
コレクションはただふつうのお店で売っている物だけでなく外国産のレアものもコレクションの1つに入る。私はストラップをコレクションにしている。お店で売っているふつうのストラップも、もちろん集めているがお店に売っているある物にくっついているストラップも集めている。それはペットボトルについている(主にお茶)ストラップだ。伊藤園のお茶についているお茶犬ストラップ、生茶についている生茶パンダストラップなど・・・。おもちゃ屋にあると思うが、ガチャポンと呼ばれる機械のカプセルの中に入っているストラップを集めている人はけっこういる。なかには大人の人まで混じっている。機械に中に5種類ぐらいあるストラップが入っている。もちろん同じ種類のストラップも混じっている。1度全種類集めようとしたがなかなかあたらなくて何回もやってしまったことがある。何回もやって機械の中のストラップが半分もなくなってしまったことがあった。まるで機械の中のストラップを食べる怪獣のようだ。(その分お金ははらっているやさしい怪獣さん?)
人間だけでなく動物も物を集めることがある。特別にコレクションというわけではないがそういう習性だと思う。リスはどんぐりをいっぱい集めて穴にうめる。この行動はりすがコレクションを穴にうめるのではなく、冬にそなえて食べ物をうめているただの食べ物の保存ということだ。また、こんな面白い鳥もいる。オーストラリア・クイーンズラン州にいるアオアズマヤドリと言う鳥は小枝でふしぎなオブジェ(アズマヤと呼ばれている)を作り、その周りに通りかかったり、この鳥をカメラでとりにきたカメラマンの落とした物を巣の周りにばらまく。落とした物をなんでもばらまかない。青い落とし物しかばらまかない。(オスがやる行動)つまり、アオアズマヤドリは巣の周りになんでもいいのでとにかく青い物をばらまく。これは、メスをひきつけるための一種のアピールと言ってよい。青い物が見つからないときは、別のオスの巣から青い物を盗んでくるときがある。この鳥を使ってある実験をした動物カメラマンの人がいた。青、赤、緑、白、黄のペンのキャップを巣の近くに数個ばらまいて、本当に青いキャップだけ持っていくのかという実験だ。数匹のオスに協力してもらったらしい。結果はどのオスも青いキャップだけ持っていったらしい。ほんとにおもしろい鳥だ。森の芸術家と呼ばれている。このように人それぞれ、動物それぞれちがうことを十人十色と言う。
分かったことは、物を集めるということは人間にとって満足感をあたえて物を集めるおもしろさうれしさをおしえてくれるということが分かった。

   講評   yama

 こんにちは。前回の電話でも話しましたが、講評がおくれてしまってごめんなさいね。すしちゃんの方はばっちり書いてきてくれてました。

<構成>物々交換の時の会話で書き出してくれました。雰囲気がでていて良いですね。●ではないですがせっかくなので作文のまとめを書き出しの結びにするならば、「『ありがとう、これで全部そろった』『こちらこそ。また交換しようね』集める魅力にとりつかれた私たちは、今日もまたコレクションをみせあっている」などとしてみましょう。
<題材>すしちゃん自身の体験としてストラップを集めていることを書いてくれました。お茶犬ストラップは先生ももっていますよ!ガチャポンで好きなのがでるまでやってしまう気持ちよく分かるなあ。お金を使いすぎてあとで後悔するんだけどね。
<表現>ガチャポンをやりすぎた時のことを「機械の中のストラップを食べる怪獣」とたとえてくれました。とてもオリジナリティがあっておもしろいたとえですね。その後のお金ははらっているやさしい怪獣さん?あたりのくだりも、ユーモア表現としてばっちりです。うまい!
<主題>「人間にとって」と大きな視点から「満足感をあたえて物をあつめるおもしろさうれしさをおしえてくれる」とまとめてくれました。全体の流れからしても、非常にきれいにまとまったと思います。全部そろった時の満足感というのは何物にもかえがたいものね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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