国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   新しい感性   あとえ

 感性の社会の到来にも関わらず、現代の社会は新しい社会を大切に思っておらず、将来世界の中で取り残されることが予想される。
 その対策として第一に、私たち一人一人が個性や価値観をしっかり持ち、また、それを大切に養っていくことである。社会はめまぐるしく変わっていく。その中で生き残るためには、流行の感覚を持つことでも、古い感覚を保ち続けることでもない。いかに自分というものを持ち、自分を誇りに思うかである。本当に素晴らしい人というのは、いつの世界でも素晴らしいものである。ピカソにしてもゴッホにしても、彼らが天才と呼ばれた所以は自分の感性を貫き通したことにある。はじめのうちは彼らのセンスが理解されず、評価されなかった。しかし、自分は自分と誇りを持って絵を描き続け、後に彼らの絵は美術の教科書に載るほどの評価を得た。だから、私たちも、社会を生き残っていくために、個性や価値観を養うべきなのである。
 第二の対策として、日本の社会全体が古い体制を捨て去って新しい体制を受け入れられるようにするということがある。今の教育は勉強やテスト重視の詰め込み教育が多い。しかし、これからの社会が必要としていることは、知識よりも発想力や芸術性、つまり表現能力の優劣である。だから、学校教育の場においても、知識だけでなく、物事を表現する能力を育てるような要素を含んだ教育をしていくべきである。そして、様々な面で、古い感覚ではなく、新しい感覚で物事を見ていくようにするべきである。
 確かに、古い体制といったものが今の豊かな私たちの世界をつくってきた。しかし、古い傷は身体を良くするのではなく身体を蝕んでいくように、そのままの体制ではいずれ今の社会は崩壊して仕舞うだろう。だから、私たちは新しい感性というものをもっと身につける環境を作っていくべきである。

   講評   kira

 由希子ちゃん、こんにちは。六月は父の日があるね。そばにいるうちにあったかいプレゼントしておこうね。
 

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