創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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私の時間 まなピー
私たちの時間に対する余裕のなさには問題があるようだ。
その原因として第一に、やるべきことが多すぎるということだ。しなければならないことがあまりにも多すぎて、私もアレやコレや言いながら日めくりカレンダーを一枚ずつめくっていっている感じだ。例えば、テスト前には提出物のプリント類がいくつも折り重なって私の机の上を占領している。テスト勉強をしなくてはいけない。でも通常の授業の勉強をおこたるわけにはいかない。提出物の締め切りまであと3日!?まさに締め切り間際の漫画家を実習している毎日・・・。やるべきことが多い時間に追われてしまう。すると精神的にも体力的にも疲労が増えるばかりで総合的にマイナスな結果を生み出すのである。
第二の原因として、自分が人と違う行動をとって、遅れが出てしまうことに恐怖感を抱いてしまっていることだ。私たち日本人は「みんな同じ」が好きだから、余計精神的にも遅れを取らないように必死なのだろう。そしてその「みんなと同じ」ペースについていくためには、時間と格闘しながら試行錯誤していくしかない。やはり時間との戦いなのである。
確かに、時間に追われることで日々が充実していると感じることができるし、逆にやることがなくて時間をもてあそんでいる人生なんて歩きたいとは思わない。しかし
「時間は追われるものではなく利用するものである」
というように時間に追われ、余裕のない日常を送っている状況には問題がある。これからはゆとりの時間を定期的にとって、心を潤す必要があると思う。
講評 huzi
忙しい渦中にあるからこそ、これが書ける!生き生きとした意見文に仕上がったね。
次回は作文進級テストです。読んで楽しい名作を期待しています。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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