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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「勉強」と「学習」   キリリ

 「必要」という言葉の表現として英語には「ニーズ」と「ウォント」がある。僕は、必要だからする、という「ニーズ」ではなく、やりたいからやる「ウォント」という考えをできるような人間になりたいと思う。そのための方法は二つある。
 まず、第一の方法は「自分の具体的な目標を決める」ということである。なにごとにも目標を決め、その目標に向けて精一杯努力することは、目標もなしに物事をしているのよりもずっとやる気が出るであろう。目標があるのとないのではまるで巨人と楽天くらいの差があると思もう(どっちが強いんだ!?(笑))。僕はこの間修学旅行に行ってきた。いつもは早起きが苦手な自分なのに、その日は時間通りに早く起きることができた。野球部のアサレンよりもはるかに修学旅行のほうが、気が高ぶっていたからだと思う。
 第二の理由は、「社会の固定観念に惑わされない」ことだ。そして、理想的な生き方をしているのはヤクルトスワローズの古田敦也捕手であると思う。古田選手はあるCMでもう一度生まれ変わったら、また、野球をやりたいか、という質問に対して「キャッチャーはやりたくないが、野球はやりたい」といっている。古田選手にとっては野球というものは仕事ではなく自分の生きがい、もっといえば自分の体の一部なのだと思う。他の選手でもそうだが、ただの仕事ではなく、野球が限りなくすきでないと続かないことであると思う。
 確かに、今やらなければならないことを見きわめることも大切だ。しかし、「知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。」という言葉があるように、自分のやりたいことをしっかりと決めて、そのことに対してしっかりと目標を持ってやることが大切だと思う。話は変わるが、「勉強」という言葉は分解すると「勉める」と「強いる」になる。いずれもあまり良い言葉ではない。やらされているという感じだ。つまり、「ニーズ」ということだ。しかし、「学習」という言葉は分解すると「学ぶ」と「習う」になる。つまり、「ウォント」ということだ。僕は「勉強」のようにやらされるのではなく、「学習」のように自分から何事にも取り組むことがもっとも大切なことであると思う。そして、僕もそのようなことができる人間になりたいと思う。

   講評   kamo

 大分削ったのに、そういう印象がないくらい、中身の濃い、いい清書になったね。よくまとめたと思います。忙しい中、がんばったね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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