低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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need or want 聖羅
私は「ウォント」のような生き方をしたい。
そのためにはまず、判断力を磨くということが大切だ。店でよく似た二つの商品を販売している時、迷った時は何を基準にして選ぶだろうか?
「Aの商品の方が気に入っているけれど、Bの方が安いからこちらにしよう。」
こう考えると、たいていの人は後悔するのではないか。私は二者択一を迫られた場合、直感で「これだ!」と思うものを買うようにしている。それが一番後悔せず、納得がいくからである。
二つ目に、自分が新しいものを創造するように努めなければならない。「消費者のニーズをよく捉えて……」などと書かれている広告があるが、この表現はあまりよいとは思えない。ニーズというのは要するに過去の知識から割り出しただけのものであるから、そんなことをやっていたら企業は立ち遅れてしまう。それを書くならば、「消費者のウォントを見抜いて……」と書くべきだ。このように会社は消費者が今何を欲しがっているのか、何をやりたがっているのかを的確に見抜いていかなければならない。私たちが今便利な生活を送っているのは、過去の人々が様々な発明をしてきたからだと言っても過言ではない。例えば、私たちが昼夜変わらずに生活ができるのは、エジソンが電球というものを発明してくれたことに他ならない。それは、エジソンや過去の人々が、そのような「ウォント」を持っていた事に他ならない。
確かにニーズも大切である。過去の過ちや成功を教訓に、次世代の必要な物を作り出すのは成功の第一歩である。しかし、知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。という名言もあるとおり、自分の意見を他人に流されること無く持ち続け、追求することが大切なのである。
講評 takeko
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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