創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
父 ブラック・ジャック
昔ながらの頑固で厳格な父は、良いと思う。今、アメリカでプロ野球選手のイチローが大活躍して、天才とも言われるようになったのだ。今の彼があのようになったのは、とても厳しい父の元で育ったからである。彼の父は、野球を真面目にやるのもいいが、その分だけ勉強も真面目にやれと文武両道の考えを厳しくみていたそうだ。そのため、互いに努力して今のイチローになれたのだ。このように厳しくて嫌な父でも、頑張って言われたことに答えていけば、きっと立派な大人になるに違いないのだ。
また、ものわかりの良い友達のような父もよいと思う。僕は、毎週日曜日、父に数量のわからないところを聴いてわかるようにしている。そう、こんな風に・・・・・・「ねぇ〜これって、どうやって、解くの〜?」「え〜っと・・・。それは、○○して、そのあと、△△するんだよ。もう、わかった?」「あっ!そういうことか〜〜〜〜!」・・・・・・・というような具合に、少しヒントをもらって、わからないところを理解している。このように気軽に質問できる父もいいのだ。
確かに、厳格な父やものわかりのいい父それぞれのよさがある。しかし、最も大切なのは、「他人から尊重されるためには、まず自分で自分を尊重できなければならない。」という名言があるように、自分に自身を持って何事も行わなければならないのだ。
講評 kira
BJくん、こんにちは。父の日が近づいて、お父さんに感謝の気持ちをこめて考えるチャンスになりましたね。
父親はふたつのタイプがあるというより、実は二面性をもっているのかもしれませんね。どちかが前面に打ち出されているかで、お父さんのタイプが決まっているように思います。イチローを育てたチチローのお話を書きました。いい例ですね。昔、アニメで「巨人の星」というのがありました。あのお父さんはもっと強烈でしたね。
だから、単に友だちのようであるだけで、芯の強さや信念を持っていない場合は、父親としての役割が果たせていないと非難されることになるのでしょう。強さを持ちながら、話しやすさや親しみやすさも兼ね備えている、BJくんのお父さんのような人物がいちばんいいですね。
総合化は父親の自信ある態度に求めたのですね。それこそが、学ぶべき指標ですね。
「自信」の変換はよくまちがうので気をつけようね。
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