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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   少年の頃桜は   すし

「難しい言葉だなあ。」と思った。言葉と言うものは、本当に難しい。表現、動き、言葉の表し方の時、難しいと思ったときは何度もある。だれでもこのようなことを経験しているだろう。自分もそのような経験をした。うまく、動物、または、花びらの落ち方を説明したつもりでも「もっと具体的に説明して下さい。」と言われたりする。それ以外言葉の表現の表し方を見つけるのには一苦労だろう。そのような難しい言葉を見つけるために、難しい言葉がたくさんのっている本を読んだらいいと思う。分からない言葉は国語辞典で調べたらいいと思う。だがそのように簡単に本が見つからないのである。このことから言葉にすぐつまる原因はまだ自分たちが言葉を知らないだけでさがせば必ずでてくるということが言葉というものだ。
言葉につまるということはよくあると思う。例えば犬の種類を説明する時、1番簡単に説明できる犬は「ダックスフンド」だと思う。口の説明は「足が短くて体が細長い」また、絵に描いても説明できる。ダックスフンドはけっこう人気なので知らない人は少ないだろう。難しい犬の種類の説明は「秋田犬」と「柴犬」だ。口での説明は「柴犬の方が小さくて秋田犬の方が大きくて・・・」で言葉につまってしまう。特徴の説明がつまってしまう。(大きさはなんとかなる。)このような体験は10回ぐらいあった。だがその時その時言葉につまる。犬だけでなく、指名手配さている犯人の顔だ。例えば100万円入っているバックをひったくって逃走した犯人を目撃した人は警察に言って犯人の顔の特徴を言う。だが、口で言い表せなかった。目撃者の頭の中には、犯人の顔が浮かび上がる。ということがあるかもしれない。このようなことを『百聞は一見にしかず』と言う。百回聞いても一回見た方が分かると言う意味。つまり、犬の種類であーだこーだと説明するより写真を見るなり実物を見るなりする方がすごく分かると言う意味。(犯人は確実に無理!)
桜のことを表現する言葉はたくさんある。今、自分は14個だけ知っている。(たぶんもっとあると思う。)花便りというのは花が咲いた様子を知らせることをそういうらしい。「花見」「桜人」「花疲れ」などは花便りではない。これは日本の桜にまつわる極めて美しい日本語なのである。花びらの落ち方はいろいろある。ひらひら、はらはら、ふわふわ、ゆらゆら・・・。だが花びらの落ち方がどうもあてはまらない時、自分で考えた新しい、言い表し方、例えば「大きな花がぶわりぶわりと落ちる」などと考えてみる。このような表現はまるでおおきなうちわにふきとばされて「わ〜!」と叫んでいるような表現みたいだ。しかしそのように考えるとかえっていい表現になる時がある。言葉の表現の中で花の言い表し方は非常に難しいと思う。
分かったことは、言葉というものは文章を書く時かならずあてはまるものではない。難しい言葉は人間にとって脳を刺激し、新しい自分の考えを生み出してくれるということが分かった。また自分の考えをふくらましてくれてだれにもまねできない言葉の考えを生み出してくれる。そして難しい言葉のすごさを教えてくれるということが分かった。

   講評   yama


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