低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
ママが車を運転したら 小田急線20,000系
「ねえママ、なんでママは運転しないの?」(書き出しの工夫)
「めんきょを持っていないから」
「なんでめんきょ持ってないの?」
「おっちょこちょいだからみんなにのるなって言われたの」
ぼくはママとこの会話を何回もしました。お母さんが運転する車に乗りたいと小さいころから思っていたからです。ぼくのママはコンピューターの会社で毎日仕事をしています。だからぼくは三年生まで学どうほいくに行ってました。むかえはチャイルドケアの永井さんや大島さんでした。毎日だれが来るか楽しみでした。でも本当はお母さんの車に乗りたかったのです。四年生になってから学どうをやめて家にまっすぐ帰ります。げんかんに立つとママはいないかなといっしゅんどきどきします。ママは家で仕事をしていることもあるからです。そのしゅんかんはまるでびっくりばこをあけるみたいです。いる時は、うるさくべんきょうしろとか言いますが、でもいないときはちょっぴりさびしいです。ああお母さんが家にいて車を持っていれば水ように川に行ったりできるのになあって思います。パパは時々ハリアーで日ように連れてってくれるけど、いつもは夜遅いからです。
でも、ぼくもお母さんはおっちょこちょいだと思うことがあります。たとえばおべんとうにおにぎりをわすれた時、電車の中まですっとんで来たことがあります。発車直前の出来事でランドセルに入れてすぐとびおりました。ぼくが「えっ?」と思ってるしゅんかんでした。たいちは「あっ〜〜」と言っていました。こんなお母さんだからやっぱりおっちょこちょいなのかな、と心の中で思っています。
でもぼくはママに車を運転してほしいです。乗ってほしい車はプリウスです。なぜかというとプリウスは電気モーターだけで走れるしかっこいいからです。
ぼくはお母さんがめんきょをとったらその車でやっぱり川に行くのが楽しみです。いつかきっとうちにママの車がくるま!!。(ダジャレ)
講評 yuta
決められた課題で、●印の項目を全部入れて書けました。字数も400字(をこえましたね。進級テストはみごと合格! おめでとう!!★\(^0^)/★
●書き出しの工夫:「ねぇママ、なんでママは運転しないの?」本当に会話をしているような書き出し。とくに「おっちょこちょいだからみんなにのるなって言われたの」という言葉が、後半のエピソードをもりあげますね。
●たとえ:学校から帰ったときに、お母さんがんが家で仕事をしていると、『まるでびっくりばこみたい』。どっきーん! ってなるんだね。
●自分だけがしたこと:“本当はお母さんの車に乗りたかった”“お母さんが家にいて車を持っていれば川に行ったりできるのになぁ”。 出来事を紹介しながら、すなおな気もちが書けたね。 後半の電車おにぎり事件(?)はおもしろい!
●心の中で思ったこと:『こんなお母さんだからやっぱりおっちょこちょいなのかな』。たいちくんもびっくり! だったね。
●ダジャレ表現:「いつかきっとうちにママの車がくるま!!」夢のあるナイスダジャレです。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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