低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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直感と論理 あにせ
学会で発表するときにふと思いついた発想には一言もふれず、データに基づいた論理的推理を展開するかたちをとることによって、ハチの研究も作者自身も科学的な体面を保つことになった。ふと思いついた今大切なのは、化学も技術も普通思われているのとは異なって、ずっと人間的なものなのだということを、深刻に意識することである。(要約)
確かに、理屈だけでなく直感で動くことはいいことだと思う。
この前の中間テストの数学で、応用問題が出た。そこはあまり勉強していない範囲だったので、わからずとばしていた。一通り終わったあともう一度解いてみると、直感的にやり方が思いついた。しかも、その問題はあっていたのだ。直感とは、ある意味運命だと私は思う。(笑)
しかし、論理的に考えることも大切なことだ。
直感でも、全てが正しいわけではない。間違った直感もある。そのためには確実に正しくするために論理的に説明しなければならない。数学のテストも、直感であっていたのはよかったが、それがもし間違った直感だったらその問題は当然ながら不正解だった。きちんとした根拠をもってやれば間違いもなくなるだろう。
確かに直感的な考えも論理的な考えも必要で、どちらにも良さがある。しかし本当に大切なのは『知識がはしごを作ったのではなく、二階にあがりたいという熱意がはしごを作ったのだ。』という名言があるように、自分の力で熱意をもって取り組むことである。何事にもやる気をもって取り組むことが大切なのだ。(総合化の主題)
講評 miri
<第1段落>一見難解な長文でしたが、言っていることはおもしろいですね。要約、がんばりましたね。
<第2段落>運命、そうともいえますね。根拠もなく、どこからかやってくるこの感覚は、何に支配されているのでしょう。
<第3段落>そうですね、すべて直感にたよっていたらたいへんな世の中になりそうです。直感でのみ生きているような下等動物でさえ、経験に基づく論理的な? 行動をとることもあるのですから。
<第4段落>総合化の主題の書き方がすっかりいたにつきました。方法論ではなく、気持ちの問題、といったところでしょうか。
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