低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
知価 A.L
私は、知価という新しい価値観を受け入れて、うまくやっていくべきだと思う。そのためには、多くの価値観が存在する中で、選択の自由が必要である。自分でやりたいことが選べずに、皆画一的に同じことをやらせられていたのでは、新しいものを生み出すことはできない。例えば、私企業に勤めている研究者は、給料が低くても大学に移りたいと考えている人が多いらしい。それは、私企業であるとやはり、利益最優先となって研究分野が限られるというのである。国立の研究所でもやはり、私企業ほどではないにしても国民に成果が還元されやすい分野に比重が置かれているようで、大学に移りたい人もいるようである。その大学では、給料は安く研究費も限られているが、好きな分野を自由に研究できるということで人が集まる。また、大学の独立行政法人化で教授も副業ができるようになり、安い給料をそれで補っている人もいるようだ。
また、情報を誰もが好きなときに知ることができるようにする必要もある。情報がなければ、今何をしたら良いのか、何が足りないのか、もう既に誰かが終えたものなのかどうかが分からず、自分のしたことが水泡に帰しかねない。
たしかに、多くの人の選択の自由を奪う画一的な大量生産大量消費によって、日本の経済が発展した。しかし、「発展とは、生産ではなく創造である」というように、知価という価値観を受け入れるべきだと思う。
講評 kira
ALくん、こんにちは。今年は世界物理年だそうですね。アインシュタインの三大論文から100年。アインシュタインの時代においても、彼をして大学は論文を書くことを強いると述べさせているようです。大発見のための環境は、もっとほかのところにあるのかもしれないね。
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