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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   水でっぽうマヨネーズ   うらふ

 日本人は昔から外国語の文化を自分なりに消化して考え、取り入れてきた。例えば、「ペンシル」という単語は、漢字の組みあわせによって「鉛筆」という言葉に変換され、また「ベイスボール」は「野球」に変換され、私達の生活に深く定着している。
私は、自分なりに消化してから何かを取り入れるのは、良いことだと思う。(要約・是非の主題)
 第一の理由は、自分なりに消化することで、他人の良さを積極的に取り入れることができるからだ。私は今、学校の美術の授業でスケッチブックの表紙に絵を描いている。美術の授業では、美術室の大きな机に5人一組で座って授業をする。ところで、同じ班の友達が、とてもかっこいい(?)絵を描いていた。
濃い青の表紙に赤や黄色、オレンジや白などの明るい色で水玉を描く。その中心に、白の絵の具で大きく「ART」と描くのだ。この字が入ることによって、全体が引き締まり、すっきりとした印象を与えている。また、必ず自分の名前を入れる、という課題だったので、私は真中に自分の名前を入れることにした。まず、背景に薄いピンクの絵の具で桜を描く。イメージは「夜桜」だ(爆☆)。そして、中央に大きく「MIHO」という字を入れた。自分なりの背景や、自分なりの配色などで描くことによって、気に入った表紙ができた。これからの美術の授業が、とても楽しみだ。
 第二の理由は、自分なりに消化することで、自分の幅や、文化などを広げることができるからだ。以前、歴史の教科書を読んでいた時に味噌や、「みそ」という言葉は大昔に朝鮮から伝わってきたものであり、それが今なお使われている、ということを知った。「味噌」という言葉は日本でできたものだと思っていたので、初めて知った時とても驚いた。だが、今では味噌は日本料理に欠かせない素材となっており、さらには日本の文化に欠かせないものとなっている。
 確かに、良いものをそのまま取り入れることも時には大切だ。だが、「辞書のような人間になることではなく、辞書をうまく使えるような人間になることが勉強の目的だ」という言葉のように、良いものを自分なりに消化して取り入れることは大事であると思う。だから、私は、自分なりに消化してから何かを取り入れることは良いことであると思う。

   講評   miri


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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