国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   おくりもの   いろす

 「うわ、可愛い!」(書き出しの工夫)
私は、部屋に飛び込んできた犬に抱きついた。(体験実例)
今日は、私の誕生日プレゼントの話をしようと思う。私の誕生日は八月二十八日だ。これは、思いっきり関係ないのだが、反対から読んでも、8月28日だ。
 今回の、誕生日はおそらく生まれてからもらった事の無いプレゼント立ったと思う。というのも、今年のプレゼントは生き物だった。私は前から「犬が欲しい。」と親にずっとねだっていた。だから、今回のプレゼントは犬だったのだ。そかも、それはそれは可愛い犬だった。トイ・プードルだから毛は見事な曲線をえがいていて、色はアプリコット。文句のつけようが無かった。
 しかし、家にきた時は今よりは少なくとも五倍はおめかしをしていた。一応、八月二十八日に犬がはじめて来たというわけではないのだ。実際、七月末からいた。初日に家に犬が来た時は私の所に来て真っ先に手をなめはじめた。それから、しばらくして寝入ってしまったものの、寝顔もこの上なくかわいかった。それから、数日犬は全く鳴くことが無かった。それが心配で良く家族そろって、
「この犬はなかないのかな?」
といつ眉をひそめていた。しかし、実際はとんでもないやんちゃ坊主で今では手におえなくなっている。しつけは、やったつもりなのだがどうやら、やんちゃ坊主にとって身になってなかったようだ。
 そんなやんちゃ坊主の名前は、ジョアンだ。フランス語で、六月という意味だ。なぜ六月というと、ジョアンが六月十九日うまれだからだ。
 今でも、ジュアンが家に来た時のことをはっきりと覚えている、私によってきて手をなめた時なんと幸せだったことか!私は、このプレゼントを大切にするだろう。
 さて、現在のジュアンの話なのだが今はろくな事をしない。それでも、ジュアンはいつもみんなを和ませている。だから、何か悪いことをしても憎めないのだ。
 それえでも、ジュアンは可愛い奴だ。時々、家では喧嘩をする時があるのだが、たいていの喧嘩の理由は家の中が散らかっている。ということだ。私は、この事態にすっかりなれているからこの場合どのような行動を取ればいいのかは分かっていた。しかし、いえのなかで新入りのジュアンにとって喧嘩は恐ろしいものだったらしい。私の場合自分の部屋に逃げ込む。そして、自分の部屋で喧嘩の状況をみきわめ、落ちつくまで待つという感じだ。その考え方は、ジョアンもまったくおなじで。自分のハウスに返ってしまうのだった。その帰り方もなんともなれたもので、人の影をひっそりととおってきずかれずにハウスにかえる。だから、喧嘩が終わるときずけばジュアンがいないという始末。そして、ハウスを覗き込んでみると、まるで黒いビー球のような可愛いめが上目ずかいにみかえしてくるのだ。(たとえ)その時は、家族一同ただ笑い転げるしかない。
 また、これはなんとも恥ずべきことなのだが、家の犬はある一定の場所を見るといつももらしてしまう。そのおもらしを見つけるのは大変なのだが、何をしたのかはジュアンを見た瞬間に大よそ検討する。というのも、ジュアンはやや中腰に上目ずかいにやってくるのだ。そこで、眉根をひそめてうなるように(またやったのか!)と思うのだった。(笑)
 それでも、一応家にジュアンがやってこなかったらよかったと思う者は、家族のなかで誰一人としていない。
 人間は、自分にあてられた品をみると心がはずまずに入られない。その物自体が自分にとって不必要なものであっても、少なくても、人からもらってその品を見るまでは、楽しみが薄れ行くことは無いだろう。

   講評   miri


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