国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   テストは良い   梅好き

 大半の人は、テストを嫌がる。わたしも同じだ。点数だけを見てがみがみ言う人が周りにはたくさんいるからだ。しかし、その反面、自分の実力を見ることができる、大事なものだと思う。わたしは、テストは良いものだと思う。(是非の主題)
 第一の理由としては、テストが無ければ、ほとんどの人が勉強をしないからだ。(複数の理由一)もしテストが無かったら、誰もが一生懸命学ぼうとせず、最終的には学校が無くなってしまうことも、考えられないことは無い。「テストで良い点を取りたい」というのが目標で頑張る人も少なくないはずだ。そんな学生たちの目標が無くなったら、勉強しなくなるのも、当たり前になってしまう。わたしは、この前中間試験があった。母から「〜点以上とったらご褒美あげる」と言われた。それはわたしが一番欲しがっていた物だった。それから、わたしは死に物狂いで頑張った。このように目標があれば、人は自然と頑張るものなのだ。(ここではあえてわたしの結果については触れません。(笑))
 第二の理由は、テストがあれば、自分の真の実力が分かるからだ。(複数の理由二)どんなに勉強していても、頭の中に入っていなかったら、意味が無いし、結果が出ていなければ、やる意味が無いからだ。よく母親に怒られるからテストは見せたくないと聞く。実際にうちでも時々そうだ。でも、それは間違っていると思う。真の実力がそのテストで分かったのだから、今後の勉強の課題に役立てればいいではないか。テストは点数が出てしまうが、その点で落ち込むのではなく、自分がどのような問題を間違えたのかを、調べればいいと思う。
 確かにテストのためだけに勉強するというのはいいこととは言えないし、テストの結果がすべてではない。しかし、『悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。』という名言があるようにテストの良い面をうまく利用していくことが大切だと思う。

   講評   jun

 目標の800字をこえましたね。全体のバランスを考えると、第一段落がややボリューム不足なので、この部分をもう少しつけくわえてみましょう。中学生になって初めて受けた定期試験の話などが入りそうです。
 理由の一つ目に挙げてくれたテストで良い成績を取ることを目標に勉強するということは誰にでもあてはまりそうですね。また、二つ目の理由として挙げられているように、結果に一喜一憂することがテストの本来の目的ではなく、自分の実力をはかることこそがテストの目的だと理解すれば、テストをいたずらに毛嫌いする必要もなさそうです。
 結びの反対意見への理解を示した部分もわかりやすいです。結びもうまくまとめました。

■「題材」のキーワードが抜けてしまったのが残念。「わたし」は漢字にしてね。
                             

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