創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   国際理解   聖羅

国際感覚を身につけている人とは、「自分なりの意見をきちんと持っている人」「それを正確に人に伝えられる人」「常にステロタイプの発想をさけようと努めている人」「海外のことだけでなく、日本についてもよく知ろうとしている人」「異文化と正面から向き合おうと心がけている人」などである。時代は国際化時代から地球時代へと移り変わりつつある。これに対応して国際感覚だけでなく地球市民としての意識が要請されるようになってきた。地球市民は、地球で暮らすすべての人びとが人間らしく生きることをたがいに保障しあうという理念によって結びつくものである。地球市民であるということは、私たち一人一人を包み込むもっとも普遍的な定義である。私は国際感覚を身につけた人間になりたい。
 その方法としては第一に、他の国のことを勉強するということである。国際感覚を身につけるためにはまず、他の国々について知らなければならない。それは、何に対しても言えることで、私が経験した物の中では事前学習というものがある。修学旅行や郊外学習で、ただそこに行ってただ色々な物を見るだけでは全く勉強にならない。事前学習というものがとても大切なのだ。事前に旅行先のことについて調べるとどのような利点があるのだろうか。私は旅行先で余裕が出来るという事が挙げられると思う。余裕が出来れば予定以外の行動も起こす事ができる。まさに一石二鳥というものだ。
 二つ目に他人の考えを理解し、自分の考えを相手に伝えるということである。互いの意見や主張を理解しあうことが国際理解の第一歩となることはまず間違いないだろう。
 確かに、自国の利益を守ることも大事である。しかし、『私たちの幸福が、ほかの人びとの不幸に支えられているのであってはならない。』という名言があるように自国の利益だけではなく、地球全体の利益を常に考えながら生きていきたい。

   講評   takeko

おお、2週目の作文もとてもよく書けました!これもなかなかいいテーマですよね。「要約」じょうずにできました。「国際感覚を身につけるため」の方法1、自分の体験から「事前学習」ということをうまくいかせましたね。理由も、具体的で説得力があります。知っていてこそ、「これがそうか!」とわかる楽しみも多くなりますよね。なにか興味深いものを見ても、「おもしろい・・・けどこれなに?」で終わったら、残念ですしね。まあ、映画などのように、事前に知りすぎて行くのはよくないという場合もありますが、もし知らなくて目にしたら、それに関してあとで調べるというのもいいことですよね。方法その2、「自分の意見をうまく相手に伝える」には、自分の考えもはっきりさせる訓練が必要。これは「以心伝心」の風土になれた日本人にはけっこうむずかしいことです。そのためには、やっぱり、たくさんのことば、たくさんの言い回し、を知っていたほうがいいですよね。
名言、ぴったりのものがありましたね。まとめもいいです。国際人になるためには、こうしてみると、日本にいながらにしてできることはけっこうありますね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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