創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   手助け   りんこ

 私は、1週間に1回ほど友達に宿題を見せている。また反対に、友達から色々な面で手助けを行ってくれる時もある。私は手助けをしてよかったなぁと思う時もあるし、反対に宿題などを見せているとこの様な状態でいいのかなぁと思ったりもする。また、手助けしてもらった時も自分で行うことが出来たのではないか、手助けしてもらって良かったなと思ったりする。このように手助けには色々な種類があり、それぞれ自分で思ったことは違うのだ。
 私は、手助けがいいと思う。障害者やお年寄りなどに手助けをすることは常識で、私達のような若輩でも電車の中で席を譲ったり買い物袋を持ってあげたりと、出来る事は沢山ある。例えば、昔話で猿蟹合戦と言うのがある。この話は、蟹をいじめる猿を皆で力を合わせて退治する物だ。この話では、別に手助けと言う訳ではないように思えるが臼や栗などが蟹のためを思って自分でも何か力になりたいがために蟹を手助けして見事猿を退治してしまう。この様に、手助けをすることは自分にとって一石二鳥になると思う。それは、少し助けてあげるだけでいい気分になるからだ。
 しかし、手助けがかえって悪影響になることもある。友達に宿題を見せることは、宿題提出の時はちゃんと書いてあるので評価されるが、あとで困ることになるのだ。そして、友達には悪影響を及ぼしているのだ。それは、宿題は私達の毎日の勉強に少しでも役立てるように出してあるのに、それでは宿題の意味が無いからだ。皆、宿題の本当の意味を考えて誰の手助けも無しで宿題をして毎日を過ごせたら良いと思う。
 確かに、手助けには良い所も悪い所もある。しかし、「大切なのは、健康らしい外見ではなく、健康自身である。」と言う言葉があるように一番大切なのは形だけの手助けではなく、心を込めて心から相手に手を差し伸べることだ。そうすると、自分も相手も良い気分になることが出来るし、永遠に心に残ることが出来るからだ。(総合化)

   講評   huzi

  7月からの課題スタートです。前学期と比べると、字数が【800字】になった以外は、大きな変更はありません。電話でもお話しましたが、字数を増やすためには、【体験実例】を厚くするだけではメリハリをつけにくい。そのために、【昔話実例】や【長文実例】を工夫していきましょう。今回はさっそく、昔話を引用できたね。必須項目ではありませんが、やってみると変化がついて面白さがでたと思います。
  【複数の意見】は、手助けのよい点・マイナス面から書いたね。その場だけしのげればよいという、長期的な視野に立てない手助けが、よくない手助けと言えそうかな。でも断れない莉絵子ちゃんの気持ちも、よくわかります。
 昔話は、さるかに合戦を引用したか! なるほど。桃太郎よりもぴったりくるね。
  【総合化の主題】には、「心を込めて心から」と、「心」を強調して書いたね。それぞれの立場や状況によって心の動きはさまざまですが、お互いにとって「形だけ」にならないように、よく考えて手助けの場に立ちたいね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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