国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   テストは必要で、良い!   サクラ姫

 ———ただいま、テスト中・・・・・・。
ピリピリとした空気の流れる中で、私はテストを始めた。
カリカリ カツカツ カッカッ φ(._.)
いろいろなリズムでかく音がする。さて、果たして、テストといものは、良いのだろうか。私は、良いと思う。理由は次の通りである。
 まず一つ目の理由は、自分の実力が分かるからである。もし、「テスト」というものがこの世になかったらどうなるだろう。きっと、自分の実力がわからなくて、(勉強だと)どうやって勉強すればいいのかも分からないだろう。そして、自信をなくしてしまうだろう。しかし、テストがあれば、今自分の実力がどのへんなのか、とか、ここがだめだったからここをがんばればいい、とかが分かり、次につながっていく。そして、そのまた次のテストが、また次のテストにつながっていく。つまり、テストによって、自分の実力が、どんどんアップしていくのである。
 二つ目の理由は、テスト勉強によって、しっかりと覚えることができるからである。もちろん、中にはテストなどなくてもただ勉強が好きだから勉強するという人もいるかもしれない。でも、ほとんどの人の場合、テストがなかったら、なかなか集中して勉強しようという気持ちにはなれないだろう。テストなんてなかったら、テストに向けて必死に勉強するわけでもないから、だんだん授業が分からなくなっていってしまうかもしれない。実際、私もそうである。私も、テスト勉強で、今までよくできなかったところが、できるようになった。つまり、テストは、次のテストだけでなく、普段の勉強にもつながるのだ。
 確かに、テストのためだけに勉強するというのはいいこととは言えないし、テストの結果がすべてではない。しかし、「悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。」という名言があるようにテストの良い面をうまく利用していくことは大切だと思う。だから、私はテストは必要で、良いと思う。

   講評   takeko

「いろいろなリズムでかく音がする。さて、果たして」この書き出しはとてもいいですね!まさに、要約でない場合、こう書いてほしいなあと思うような書き出しです。「理由1」「今自分の実力がどのへんなのか」これはいいですね。なっとくさせられます。テストではいい点をとるときも不満な点をとるときもあると思いますが、前向きな考え方でいいです。「理由2」これもそのとおりですね。大人になって、いわゆる「研究者」という自分が学問が好きで勉強している人たちも、「本に書く」「学会に発表する」という「ひとつの区切り」があると、集中してできます。人間とは、勉強すればその成果をどこかでためしたり、目標をさだめたりしたいものかもしれませんね。そしてその成果をほかの人に見てもらいたいということもあるかもしれませんね。反対意見と名言もよく選びました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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