創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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高校1・2・3年生
目標は高く持つべきだ!! 怪盗ピエナ
わたしはカメのように急がず、マイペースで生きたい。
そのための方法として第一に、目先のことにとらわれず、もっと先の目標をしっかりと見つめていくことである。ちょうど二週間後にわたしの引退試合がある。いつも、もう少しというところで負けて、悔しい思いをしているので、今回は絶対に優勝するため、毎日全力で練習をしている。けれど、わたしたちの目標は優勝ではない。「県大会で良い成績を残す」ことだ。優勝は単なる通過点に過ぎないのだ。先生は、
「わたしは全国大会をめざしているから…。優勝は当然のことだよ!!残りの一日一日を大切にしていこう!!」
とみんなに気合を入れた。全国大会とまではいかないが、自分の限界を決めないでプレーしたいと思う。また、この間、「黒革の手帳」というドラマで、主人公の元子が、ライバルに、
「わたしはもっと上を目指してるの。あなたなんかライバルとも思っていないわ!!」
ということを言っていた。わたしは、かっこいいなあと感動していた。常に先を見ている人は立派でかっこいい。
また、第二の方法としては、学校などでももっと長い目で子供の成長を見つめていくことである。わたしは毎日素振りを、寝る前には、腕立て伏せや腹筋、握力をしている。今年のスポーツテストで、握力をはかったら、なんと去年より五、六キログラム強くなっていた。わたしは、毎日休まずやってきてよかったなあと思いながら、嬉しがっていた。また、わたしの友達は腰が悪く先生に腹筋を毎日百回やりなさいと言われた。(腹筋を鍛えると腰の痛さがやわらぐらしい。)この間、雨で学校の中で筋トレをしていたとき、わたしも一緒に一気に腹筋百回をしたら、とてもつかれた。けれど、その友達はいつものことのように、全く疲れている様子もなかった。わたしは、今、つらくても少しずつ積み重ねていけば、とても大きいものになると思う。だから、簡単なことを毎日続けるのは難しいが、目標を達成するために、どんな努力も惜しまないようにしようと思う。
確かに、先取りしながら進んでいく生き方にもちがった良さがあるだろう。しかし、『毎朝、歯をみがくのに一週間まとめて一挙にという人はいない。』という名言があるように、わたしは、むやみに先を急がず、目標に向かってカメのようにこつこつと進んでいきたい。
講評 mako
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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