国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   選択肢A:昔ながらの伝統を受け継ぐ、選択肢B:進歩しゆく社会に適応する。・・・さて正解はどれでしょう・・・(爆   うらふ

 人間は生きていく中で交わる人間を自由に選ぶことが出来る。だが、「親子関係」だけは私たちが自由に選ぶことが出来ないものだ。昔は、子供の育て方は極めて簡単だった。自分が育てられたのと同じように育てることで、一種の「伝統社会」が出来上がっていたのだ。だが、現代社会での様子はだいぶ違う。急速に変化する社会のなかで、親は子と同じ経験を共有することができなくなってしまったのだ。親子の間には、深い溝が生まれてきているのだ。
だが、私は社会が進歩し、それに適応することは大切だと思う。(要約、是非の主題)
 なぜなら、社会の進歩を必要とすることはこれからもますます増えてゆくからだ。私の母は時々「最近はパソコンがないと生活できないね」と言っている。確かに、私が生まれた頃に比べて、パソコンはだいぶ普及してきている。学校にもパソコンが設置され、授業でも取り扱われている。昨日も技術の授業があった。今まではワードをやっていたのだが、これからはエクセルを勉強するそうだ。また、家に帰ってもパソコンを良く使う。インターネットで言葉の森の宿題をやったり、学校との連絡をメールで行ったりするからだ。大事なお知らせが入っているかもしれないので、メールの受信ボックスはこまめに見なくてはならない。
一方、私の母や祖母はあまりパソコンを使わない。母が小さかった頃はパソコンがまだなかったため、使う習慣がつかなかったそうだ。(だが、家に念願のパソコンを購入したことをきっかけに、最近は母もインターネットをよく使っている。)だが、これからはパソコンがもっと普及し、不可欠になってゆくそうだ。私も、もっとパソコンを使いこなせるようにしなければならないと思う。
 また、良いものは自然と残ってゆくからだ。いま、横浜や東京などにゆくと、昔ながらの日本文化が残っている所はあまり見当たらない。だが、私たちが受け継いできた日本の伝統文化は決してなくなってしまったのではない。
日本でも、一日三食がすべてパンだという人はあまりいないだろう。また、家に和室がある家も多くある。私の家にも、リビングの片隅に和室がある。私の夢?)は、部活でやっている「お茶」をもっと上達させて、和室でお点前をすることだ。このように、日本の文化は今でも根強くのこっている。それは、日本文化が良いものだからではないだろうか。
 確かに、伝統を受け継いでゆく社会にも良い面がある。だが、私たちは進歩してゆくことでより良い生活を送ることが出来るのではないだろうか。「脱皮しない蛇は滅びる」というように、進歩してゆく社会に適応することはとても大切なことであると思う。

   講評   miri

<第1段落>たいへんじょうずな要約です。
<第2段落>実情が豊富に語られましたが、「この先進的なツールによって、どのようなことがもたらされたか」つまり、PCの便利な点を少し入れるとさらも充実度UPですね。
<第3段落>とてもよい例が入り、説得力のある内容になっていますね。
<第4段落>伝統のよさを認めつつも、進歩し続ける現代の社会に適応することの重要性をじょうずに説いています。よいまとめかたです。
 答:Aを踏襲しつつ、Bを取り入れるのが、充実した生活をするための基本姿勢ですね! (欲ばりですが)
  

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