国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   自己コントロール   シーラカンス

 現代の日本においては高齢化により昔に比べて困っている人などを手助けする機会が増えた。それと共に情報技術が発達し携帯やゲームなどさまざまなものの開発・販売された。そのためゲームにはまって頭にゲームのことしか考えない人たちも増えてきている。子供を極端に嫌う大人もいて我々が手助けをしても暴言を吐いてしまったりしている。このように手助けには良さ悪さと言うものがある。《構成》
 手助けをすることは非常によいことだと思う。私の体験は手助けをされた体験だが、それはたしか小学校3年生の時だったと思う。3,4時間目の水泳で屋上のプールに行く途中に事件は起こった。10段ほど階段を登って次の階段に差し掛かって2段目の時に後ろから誰かに押された。その時僕はタオルをまいていたため手が出せぬ状態であった。あたりの表情は青く、階段は不気味なくらい赤く染まっていた。僕には意識がなかった。ただその時屋上にいた先生の所まで連れて行ってくれた友達や出血を止めてくれた友達がたくさんいた。近くの病院に至急いったが診断は骨折ではなく欠けているだけだといわれた。しかし、確認のためにかかりつけの耳鼻科に行った所、鼻骨骨折と判定され麻酔なしの手術をした。僕はモテる男ではなかったが(無論今でもそうだが《笑》)男の子友達だけではなく、女の子からも友達として受け入れられているほうであった。だから、手助けされて非常に助かったしあとから想っても忘れられない思い出として刻まれた。《構成》《題材》《表現》
 手助けをしないことも良いと思う。私の体験は手助けをされなかった体験だが、中学1年の時の臨海学校のことだった。私は、水泳教室に通っていたこともあるのでそこそこ海でも泳げるなと勘違いしていた。しかし、それが間違いで海は最初は全く泳げず先生がある程度教えてくれた。しかし、2日目の午前中に海で泳いでいたらどんどん距離を伸ばされ、その時の私の心境としてはこれはいじめに過ぎないと考えていた。溺れそうなこともあった。が、決して手助けをしようとはしなかった。やっと、その猛特訓にも成果が現れ、先生が指定した所(25メートルくらい)を泳ぎきった。これを見ていた部活の顧問である先生が見守っていて「これなら合宿でも大丈夫だな」といわれ、合宿が来た。私は多少投げやりな所もあったがそれでもクリアーすることが出来た。手助けをしないということの大切さについても新たに感じた。《構成》《題材》
 手助けをする、しないについての肯定意見を述べてきたが最も大切なことは自分でコントロールする力だと思う。「人の脳は何のためにある」という名言にあるように自己コントロールが不可欠なものだといえるであろう。《主題》《表現》 

   講評   miri

<第1段落>状況説明ですが、「悪い方」の例で、「ゲームにはまった人」のことと「手助け」の関連性が漠然としかわからないので、具体的に書くとよいですね。
<第2段落>たいへんな事故だったのですね。そういうときの手助けは本当に身にしみるありがたさですね。心に残るできごとをじょうずに実例に使いました。
<第3段落>厳しい訓練ですね。自主性と根性がつきそうです。先生も心を鬼にして突き放したのでしょう。
<第4段落>たいへん簡潔に主張をまとめることができましたね。がんばりましたね。


 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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