国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   Kid and love   PINPA

 日本では赤ちゃんに赤ちゃん言葉を使って愛情を注ぐことは大切だ。その例として漫画・アニメ・ドラマなどなど多種多様な手段で日本ではいわいる赤ちゃん言葉が使われている。実際私のいとこは自分の家で飼っている犬のことを
「私のお家のワンワンの名前はビンゴって言うの。」
と話してくれた。
 このように日本では赤ちゃん言葉を小さい子に使い大人が子供の目先から世話をする状態だ。
 私のいとこも小さな赤ちゃんの時から夜寝る時は部屋に3つの布団を引いて一緒に寝ていた。お父さん、赤ちゃん、お母さんと間に子供をはさみ守るようにし愛情を注がれていたのかもしれない。
また私のいとこは実に甘えん坊。両親でも祖母でも2つしか年の変わらない私にさえ
「お姉ちゃんでしょー。」
と自分の意見が通らなければだだをこねる。しかし、そのように甘えることが出来るのは皆に愛情をたっぷり注がれているためだと思う。
 しかしフランスのように子供も小さな大人と大人の一人として扱う国では子供の自尊心が活発になることも大切だ。実際私はアメリカで4歳まで育ったので母に聞いてみた。
「赤ちゃんの時私に赤ちゃん言葉を使っていた?」
とたずねると
「ううん。普通にdog,cat,carって使っていたよ」
と話してくれた。
 寝る時の話で照らし合わせてみても私は赤ちゃんの時から自分の部屋の自分のベットで1人で寝ていた。このように赤ちゃんも立派な大人として認められていたのかもしれない。
 また、よく日本人は自分の思ったことが上手くストレートに話せないと聞く。しかし外国の人たちは自分の思ったことはストレートに率直に話すと聞いた。これはもしかしたら両親からの愛情の注ぎ方の違いによるものかもしれない。外国では自尊心が早いときからつくため自分の意見を上手く人に伝えられるのかもしれない。
 しかし一番大事なのは赤ちゃんの目線をどこに向けるかより、赤ちゃんにどれだけの愛情を注ぎこめるかが問題なのではないかと思う。今世界では幼児虐待と自分の大切な子供を傷つけるというむごい事件が相次いでいる。私はこのようなことは決してあってはならないことだと思う。せっかく、授かった自分の天使を傷つけるような真似は絶対にあってはならない。
 どんな国の人でも子供には愛情を注ぐべきだ。

   講評   mako

 子どもをどう位置づけるかという価値判断は、さまざまな社会や文化、環境によってかなり違ってくるのね。「子どもは宝」という考えは、必ずしも万国共通ではありません。食べ物は家族の中で一番強い男が優先的にとるという社会もあります。それを単純に悪いことだと決めつけることはだれにもできないことです。そんなに答えは簡単ではないからです。
 子孫を残していくという目的は同じでもその手段は一つではないということです。
 日本には日本に合った方法がとられてきたのでしょうが、生活環境が大きく変化してきている時代では、それが必ずしもうまくはたらかないという事態が起きているのかもしれません。いつの時代も別の方法と比べながら試行錯誤しないといけないみたいです。

★日本では赤ちゃんに赤ちゃん言葉を使って愛情を注ぐことは大切(なこととされている。)その例として漫画・アニメ・ドラマなどなど多種多様な手段で(いわゆる)赤ちゃん言葉が使われている。
★しかしフランスのように子供も小さな大人として扱う国では子供の自尊心が活発になること(を大切にしている。)

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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