国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   消化してから・・・・・   ウンディーネ

 一般的に言ってある言語がそれまで接触のなかった別の言語と接触するようになると、そこに相互の交流が生じ、双方の言語の中に相手の言語によるいろいろな変化の起こることが知られ、それは、言語干渉と呼んでいる。このような外来語の問題は言語の問題であると同時に、それはまた文化文明の問題でもある。日本があらゆる点で西洋の文明を取り入れたにもかかわらず、日本は結局雑種文化の国になることなく、世界に類例の少ない併存文化の国になった。私は、自分なりに消化してうまくしていくのに、賛成だ。理由は次の通りである。
 一つ目は、進歩の幅が広がるからである。例えば、江戸時代まで、日本の学習と言えば、読み、書き、そろばんしかなかった。しかし、外国の学習方法を取り入れた今は、理科とか、社会とか、体育とか、とにかくいろんな種類がある。いろんなことをしていくことによって、だんだんよくなっていくのだろう。というか、自分で学習しなくちゃいけないから、その分大変だろう。だから、自分なりに消化しながら、やっていくのがいいのだろう。
 二つ目は、そのまま取り入れては、自分らしさがなくなってしまうからだ。他人のやり方をそのまままねしたら、自分のやり方がなくなってしまう。自分は自分、他人は他人なのだから自分の個性に合わせた形に消化して取り入れていくべきだ。私も、友達とかと一緒にいるとき、まねしたりして、自分のしたかったことなどができなかったことがたくさんある。しかし、それに気がついてから、直したら、今度は自分のしたかったことが、みんなでできたりと、得なことがいっぱいあった。だから、相手の真似をするだけじゃなくて、自分の意見も上手に組み込んで、そして、うまくしていくのがよいと思う。
 確かに、自分のやり方を押し通すこともときには大切だ。しかし、「自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない」という名言があるように自分なりに消化してから何かを取り入れ、自分を高めていくいことが必要だと思う。だから、私は、自分なりに消化してうまくしていくのに、賛成なのだ。

   講評   takeko

感想文の中心が、「自分も併存文化のように生きたい」という内容できまりましたね。「要約」これはうまい。本当にうまくなったねー。前も書いたけれど・・・。是非の主題「私は、自分なりに消化してうまくしていくのに、賛成だ。」この文は、その中心となることをわかりやすく出せるように「私は外部から入ってくるものを自分なりに消化してうまく活用していくのに賛成だ」などと付け足せばいいでしょう。「理由1」「進歩の幅が広がる」ここも中心を通すためには、「というか」のあとを「学習したこと全部を身につけることはむずかしいし目標がわかりにくい。自分の生き方にプラスになるようにうまく消化して進歩の幅を出していきたい」などとすればいいでしょう。「理由2」これはいいですね!ウンディーネさんならではの独自の意見です!(さりげなく、ペンネーム変えましたね。夏らしく・・・)最後のまとめも、「うまくしていく」は「うまく活用していく」「うまく行動していく」「うまく生き方の助けとする」などと、動詞を具体的に書いたほうがいいです。でも、これはいい意見ですね!

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