国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   全力を出し切る!!   怪盗ピエナ

わたしは逆境をプラスに変えていくような生き方をしたい。
そのための方法としては第一に、失敗を恐れずに積極的に物事に挑戦していくことである。わたしは今、バレーボール観戦にはまっている。日本はどんなに難しいボールも必ずくらいついている。その姿がとてもかっこよく、みている人の心を熱くする。しかし、一人でも、失敗するのをこわがって気を緩ませたり、遠慮しがちなプレーをしたらそのチームは負けである。積極的に打つからこそ点が入るのだ。あるA選手は観客の近くまでボールをとりにいった。わたしはその選手を尊敬した。自分の身を削ってまで勝利を目指すことは、すごいことだと思ったからである。わたしもそのA選手の勝負に対する粘りを忘れないようにして、どんな球にもくらいつく嫌なバッターになりたい。
また第二の方法としては、敗者に対しても考慮されるような社会体制をつくることである。なぜ、敗者復活戦があるのかと考えるとわたしは、敗者にももう一度チャンスを与えて、希望をもたせるためだと思う。去年、パ・リーグはダイエーが優勝した。いつもなら、ダイエーが日本一決定戦にでる。しかし去年初めて、上位三位がトーナメント式で、そのトーナメントで一位になったチームが日本一決定戦に出場できる制度がつくられた。つまり、パ・リーグで二位三位だったチームも日本一になれるかもしれないのだ。その結果、西武は見事ダイエーを破り、日本一決定戦に出場することができただけでなく、日本一にもなった。わたしはこの制度は、これからも続けてほしい。今のパ・リーグ二強四弱なので、三位争いが面白くなると思うからである。でも、何事も負けても次があると思わずに、一つ一つのプレーを全力ですることが大切である。
確かに、逆境より順境にいたほうが心に余裕が持てる。しかし、『脱皮できない蛇は滅びる』という名言があるように、わたしは困難なことにも挑戦し、逆境をプラスに変えていくような生き方をしたい。

   講評   mako

 「何事も負けても次があると思わずに、一つ一つのプレーを全力ですることが大切である。」
本当にそのとおりだと思う。何をするにせよこれぐらいの緊張感は必要よね。かといって失敗してしまったら、もう何もかもだめだと思いこんでしまうのもいけません。前回も言いましたが、時には「明日がある」と希望を持つことも大事です。
 まわりの状況や自分の状態にはいいときもあれば悪いときもある。そのときどんなふうに乗りこえていくのか、その舵(かじ)取りにはっきりした正解なんてありません。「ああだろうか、こうだろうか。」と試行錯誤しながら進むしかない。
 どんなときもそのときに自分ができる最大のことができればいいなあと思う。でもそれを見極めるのはむずかしい。そのときは精一杯のことをしたつもりでも後で降り返ってみたら、もっといい方法があったのではないかと思い悩むこともしばしばある。
 「全力を出す」とはなんてむずかしいことなんだろう……。
 体験実例、よかったです。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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