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　　　テストは良いか　　　えちみ

　最近は、期末試験が近いので、毎日毎日勉強ばかりしている。なので、定期試験なんてなくなっちゃえ！！とか思ったりしている。だから、私は、テストは良くないものだと思う。好きなことはできないし、毎日毎日勉強ばかりでつまらない。もし、定期試験がなくなったら、どんなに気が楽か。毎日、宿題と復習さえすればいいし、遊んだりもできる。それに、試験前の緊張感がなくなるのだ。それは、私にはうれしくてたまらないことだと思う。数学は、問題集をひたすら解かなくてはいけないし、班活動もなくなって楽しくなくなってしまう。どう考えても、勉強を好きにはなれなさそうだ。
　私がテストは良くないと思っている理由はというと、それはまず遊んだりする時間を削って、勉強に当てなければいけないからだ。普段からあまり遊べないのに、もっと遊べなくなってしまうのだ。問題集などをといていると、深夜にまでおよんで眠れなくなってしまって、朝遅れてしまう。すると、一日の余裕が無くなって、普通の安定した生活が営めなくなってしまう。電車も乗り遅れてしまう。学校にもぎりぎりでついて、授業もまともに受けられないと思う。遊ぶ余裕がなければ、毎日を面白いと思えない。特別に勉強をしないで、テストを受けたら絶対に悪い点になってしまうから、勉強はしなくてはいけない。もし試験がなくなったら、毎日を遊んで過ごせたかもしれない。最低限の勉強をして、それで終わりなのだから、遊ぶ時間がたっぷりできる。毎日が楽しくなって、自分から勉強するようになるかもしれない。だったら、テストなんかもいらなくなってしまう。一番いいパターンだと思う。そんなことがあったらいいのにと思ってしまう。
　二つ目の理由は、テストを受けても、結果が返ってきてしまう。いい点だったらいいが、悪い点だったら、悲しくなってきてしまう。もう結果を見たくなくなってしまう。直しはしなくてはいけないから大変だし。順位が発表されたら、下から数えたほうが早かったりすると結果が怖すぎてみたくなくなってしまう。それに、つい他人と比べて自分は〇〇さんより悪かったとか言って一人で悲しんでしまう。点数が出る、結果が出るというのが私はいやだ。でも、結果が良かったらそれなりに喜ぶ。つまり、結果が出てどーたらこーたら言いたくないのだ。中間試験でも、結局くらべて落ち込んでいた。
　人間は、結果から事の良し悪しを判断する。確かに、テストは自分の弱点なども見つかってよい面もある。私にとっては弱点が分かっても、結果が出たり、遊ぶ時間を減らしたりすることが必要になるので、テストは良くないものだと思う。

　　　講評　　　sarada

奈美ちゃん独自の意見と、しっかりした理由を書いてくれたね。もうテストの時代から離れてしまった先生は、学生のころ先生もこんなふうに思っていたんだろうなあ！　となつかしく感じました。高校に入っても、大学に入っても「テスト」　はなくなりません。となれば、テストを楽しむ心の余裕が持てるといいね。