創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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レンタル社会 《清書》 うくほ
私は、物の所有にとらわれずレンタルの考え方で生きていきたい。そのための方法として第一に、物を持つことだけに価値観を持たないことだ。例えば、私はアニメが大好きで、自分の部屋のほとんどは、アニメのグッズなどで占領されている。例として、壁にはポスターが八枚貼ってあるし、机の上には私の一番好きなアニメの時計が三つある。母が私の部屋にくる事に、「ポスター貼りすぎだから何枚かはがして…。」とか言われるし、あきれられるが、私はそのグッズ類があるからこそ、自分の部屋が昔以上に好きなのだ。もしこれらが無かったら、今頃はどうなっていたのだろうか、想像もつかない。だから私は、物を持つことだけに価値観を持たないことだ。また、第二の方法として、レンタルのしやすい社会の仕組みを整備していくことだ。例えば、私たちの価値観はライフスタイルの変化で変わっていく時代になった。だからこそ、その時々に必要な機能を買うという方法がぴったりなのだ。物を売るというより、その機能を売買するような仕組みをつくっていくことが望まれる。そのためには情報化が役に立ちそうだ。だから私は、レンタルのしやすい社会の仕組みを整備していくのはいいと思う。確かに、人間関係までは貸し借りができない。でも、「限られた人生で、大事なことは、「何をするか」ではなく「何をしないか」である。」という名言もあるように、物の所有のみにこだわらず、自分に必要な物を機能としてレンタルして必要充分という生き方をしていきたい。
講評 kira
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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