国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2788 今日235 合計12377
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   日本人の良さ   ラベンダー

 日本人は、はっきりと物を言わない。あいまいな言い方でいう。それに対して外国人は、はっきり物を言うし、あいまいな言い方はしない。日本人は、あいまいな言い方の中にはいろいろな考えをあわせもっている。しかし、外国人には、それがごまかしているようにみえるのだ。日本人と外国人の考え方はちがうのだ。≪構成≫
「ねえ〜。何して遊ぼうか。」
「わたしは、なんでもいいわ。」
「じゃあ、じゃんけんで負けた人が、考えることにしない?」
「最初はグー、じゃんけんぽん。」
「うわぁ。今日は、ついていないな〜。」
「パス。パス。」などと、言って誰も決めないのだ。
結局そのままだらだらと時間が過ぎてしまうことがある。
早く決めれば、たくさん遊べたのにと、思うけれど自分では、決められない。なぜかというと、自分で決めてもみんなが、賛成してくれるかどうかわからないからだ。せっかく決めて、友達に「だめだよ〜。」といわれると、いやな気持ちになるからだ。≪題材≫
私が、読んだ本の中やドラマやマンガにもはっきりと書いていないものもあった。たとえば、最後がどうなったかわからないのだ。それはきっと、見ている人が、想像しなければならないように作っているのだろう。
日本人は、決めつけを好まない。あいまいな物の言い方をする。そのなかには、自由や希望があって、いろいろな可能性を残しておこうと思うからだ。≪主題≫

   講評   kira

 ラベンダーちゃん、こんにちは。やったあ! パソコンが直ったね。がんばった作品が届きました。
要約
 日本人のものの考え方を、外国からの視点でもとらえているね。的確な要約です。
体験実例
 何をして遊ぶか決めるのは、友達が多くなればなるほど難しくなっていくね。本当なら人数分の意見が出て、いいことを思いつけるはずなのにね。みんないいだしっぺになりたくなかったり、遠慮したりするんだね。
 本やドラマも、心に残るものはその展開が思いもよらないものが多いね。見ている人に想像の余地を残す事は大切なんだね。
たとえ
 「まるで」のたとえもあるといいね。みんなの様子で使えないかなあ。
わかったこと
 日本人はあいまいなものの言い方の中に「自由や希望、いろいろな可能性」を残すんだね。いいまとめです。しまし、国際的にかつやくするためには、はっきりした意見を述べる事も必要になりそうだね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)