国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2346 今日1388 合計51298
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   逆境をプラスに   キリリ

 マッシュルームは地面に菌根とよばれる根を張り巡らせている。この根は好条件がそろうといつまでも成長を続けてしまう。そのため、ある程度で根の成長を妨げるものが必要なのだ。成長を妨げるものがそろうとマッシュルームは胞子という形で発達を続けようとするのである。僕もマッシュルームのような逆境をプラスに変えていけるような生き方をしたいと思う。その方法は二つある。
 まず第一の方法は「失敗を恐れずに積極的に物事に取り組む」ということである。失敗を恐れてばかりいて何事にも取り組まなければ失敗もしないかわりに成功はありえない。たとえば、始めて鉄砲を有効利用した織田信長の「長篠の合戦」でもそうだ。信長は足軽鉄砲隊を三隊にわけ、一回の射撃の間を通常の三分の一以下にするという新しいアイディアで武田軍の騎馬隊を打ち破ったのだ。
 また第二の方法としては、「敗者に対しても考慮されるような社会体制を作ること」である。高校野球は負けたら後のない、いわばサバイバル戦である。一つのミスが命取りになるのである。中学野球でもそうだ。去年の僕に野球部のチームは夏季総体でも優勝候補だった。しかし、県大会行きがかかった決勝戦でランナーコーチが判断を誤り二対一で惜しくも敗れてしまった。敗者復活制などあるわけもなくそのまま引退となった。まあ、それでこそ野球は面白いのだけど・・・
 確かに、逆境より順境にいた方が心に余裕が持てる。しかし、「脱皮できない蛇は滅びる。」という名言もあるように、僕は困難なことにも挑戦し、逆境をプラスに変えていくような生き方をしたい。

   講評   kamo

 もとの作文の良さを損なうことなく、短くまとめることができたね。いい清書になりました。夏休みも忙しく過ごしていることと思いますが、またがんばってやっていこうね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)