国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   判断は大切だ   えてる

ユージーンは、街の中で障害者がいることで人の流れが変わらない街だ。私は、障害者はずっと同じ一つのことを主張してきたと思う。障害を一つの属性として持つ人間を、人間としてまっすぐ見ると。苦境に直面することを私は「経験を積み重ねていく自由を持つ権利」と呼ぶ。傷害が自由をどれだけ阻むかは、その時代の社会が、障害者を動位置づけ、そのなかで人と人との関係をどう作っているかで決まる。ユージーンの風は、そのことを私に教えてくれた。
 障害者に手を貸すことは大切なことだと思う。バス停でバスを待っているときのことだった。私のすぐ後ろに目の不自由な人が並んでいるのに気がついた。やがてバスが来た。私はどう接すれば良いのだろうかと少し戸惑ってしまった。とりあえずを声をかけてみた。するとその人が手を差しのべてきたので、私はその手を自分の肩につかまらせた。そしてゆっくりと共にバスに乗車し、席まで案内した。その人は笑顔でお礼を言ってくれた。私は手助けができてよかったと思った。
 しかし、自分の力で物事を解決していくことも大切だろう。あれは学校でのことだった。集会が終わって、生徒は各自椅子を教室まで運ばなければいけなかった。同じクラスの障害者が大変そうに椅子を運んでいたので代わりに教室まで運んであげることにした。ところが、その子についていた先生が「こういうところで甘やかしてはだめだ。」と注意してきた。そのときは「せっかく人が親切に運んであげようとしたのに…」と腹を立ててしまった。だが、あとでよくよく考えてみると本人のことを思うと、あのときは本人に椅子を運ばせたのが正解だったなと思った。
 障害者に手を貸すときは状況を良く見て、手を貸すべきか貸すべきでないかを判断する必要があるだろう。不必要なときに手を貸しても、相手にとっては迷惑なだけだ。それよりも相手が本当に助けを求めているときに優しくきちんとした対応ができているかが大切だ。

   講評   kan

 こんにちは、くるみさん。毎日部活で汗を流していることでしょうね。もうすぐ合宿も始まりますね。かけがえのない仲間とのひとときは大人になったときにすばらしい思い出としてくるみさんを支えてくれるでしょう。がんばってくださいね。
 新しい課題フォルダになりましたが、項目の飲み込みも早く、充実した内容の作文に仕上がっています。自習をこなしているからこそだと思います。この調子で8月もがんばっていきましょう。
    
    

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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