創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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言葉の意味を理解して初めて使う権利アリ! ミーナ
「ら抜き言葉」をめぐる落差と断絶自体が、国語問題の現状を反映していると見ることもできる。まず、世代間の断絶が背景にある。若者の造語に旧世代はついていけない。しかし、もともと地域による違いもある。官民の意識の落差もある。時代の変わり目で、私達の言葉をどうしていくか、各自が考えていく必要がある。その原点に戻って幅広い分野で論議を重ねることにしよう。
私は、古い時代を重んじて、正確に言葉を使うべきだと思う。なぜなら、入試試験やテストの時正しい日本語が使えないからだ。例えば「全然〜ない」と使うべきなのに「全然〜いい」と言ったり、「〜は」を「〜わ」と書いたりしている。また、文字を崩して書いたりする人も増えている。普段とテストとを使い分けできる人ならいいが、普段もそっちばかり使っていると、いざとなったとき「あれ?どっちだったっけ?」となってしまう。 しかし、一般的に使われているような「ら抜き言葉」のようなものは、時代にあわせて変えるべきだと思う。例えば、「見られたら見に行きます」というと自分に敬語を使っているような気分になる。「見れたら見に行きます」といった方が自然に聞こえる。一般的に使われているものをわざわざ否定して「本当は〜といいます」といっても、常識のようになってしまっているので逆にへんに思われてしまう。また、流行などもそうだ。いまどき服をズボンのなかにきっちり入れている人はみかけない。やはり流行にはある程度乗っておかないとかっこわるくなってしまう。
だが、本当に大切なのは、言葉に対する意思だ。どのような言葉を使おうと、人の意思を伝える大切な手段に代わりがないのだから、人を傷つけるようなことは決して言ってはいけないし、軽い気持ちで使ってはいけない言葉はやはり軽く使ってはいけない。「家とは、外から見るためのものではなく、中で住むためのものである。 」という名言があるように、大切なのは外見よりも中身だ。だから、言葉に対する(言葉に込めた)意味をしっかり考えて使うことがもっとも大切だと思う。(総合化の主題)
講評 hota
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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