国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2426 今日2135 合計54471
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   「駅前で若返れ!若者言葉教室」とかいけそうじゃない?   えせよ

「食べられる」か「食べれる」か。この用法は許されるか否か。第一それを公に議論することは有益なのか。いわゆる「ら抜き言葉」に関心が集まっている。「ら抜き言葉」をめぐる落差と断絶自体が国語問題の現状を反映しているとも言える。まず、世代間の断絶が背景にある。若者の造語に旧世代はついていけない。同世代にしか通用しない隠語がまかり通り、最近その断絶は深まるばかりだ。また、地域による違いもある。方言を尊重するといいつつ、共通語の基準をたてに断じられる事に対する反発もあろう。官民の意識の落差もある。根本には言語観のちがいもある。流れに任せれば自然に淘汰されるだろうという考えに対し、美しい言語を維持していくべきだとの考え方もある。
 こういった崩れた言葉も良いのかもしれない。意志疎通が図りやすいし、語感もいい。それにバリエーションが多いからより正確に意志をつたえられる。もともと日本語には分かりにくくて遠回りな表現も多いが、それも改善される…などというメリットがあると若い方々はおっしゃります。あぁ、自分で言葉を造れるから、アレか?全知全能の神になった気分とかそういうのですかそうですか。
 「世代間の言語の違い」とは多分「若者言葉」とかいうアレのことだろう。確かに分かりにくい。「きょどってる」やら「ぴよる」やら「しゃしゃってる」やら…絶対わかんないって。まだ「きょどってる」は「挙動不審」からとか「しゃしゃってる」は「しゃしゃりでる」からとかはギリギリわかる。が、しかし、ちょっとあんた「ぴよる」って元の動詞はなんなのさ。っていうかあんた一体あの子のなんなのさ。まぁそれはいいとしても初めて聞いた方には理解不能だろうよ。だって現役でもわかんないもん。
 なんかもう私的には若貴兄弟の喧嘩ぐらいどうでもいいのだが…ほら、本来言葉はなんのためのものか考えてみようよ。言語なんて自分の伝えたいことをつたえられればそれでいいんだからとりあえず相手が何人かをリサーチして相手のわかる言葉ではなせばよいのです。だから「美しい日本語」と「若者の使うことば」の両方をはなせるようなバイリンガルになりましょう。

   講評   miri


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)