低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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言葉は大事に! 周
「ら抜き言葉」に関心が集まっている。「ら抜き言葉」の問題に関心が偏っていることが国語問題の現状を反映していると見ることもできる。それに、「ら抜き言葉」が普通に使われている地域もある。そもそも言葉は変化していくもの、流れにまかせれば自然に淘汰されるだろう、といった考え方に対して、美しい言語が文化の基礎であり、何らかの規範でもって維持していく必要がある、との考え方もある。時代の変わり目で、私たちの言葉をどうしていくか、各自が考えていく必要があるということだ。
確かに、新しく出てきたものはどんどん認めていくべきだ。例えば、デジタルカメラやパーソナルコンピューターなど時代の流れとともにいろいろ便利な新製品が出てくる。それにともなって略語が出てくる。デジカメ、パソコンなどである。だから、新しく言葉が出てくるのは必死である。
しかし古きよき伝統を守っていかなければならない。今、外来語がとても多いと感じる。バックアップやオンライン、マルチメディアやリアルタイムなどである。ニュースなどで使われているのを聞いていてもたくさん出てくる。このままでは日本語だが日本語ではなくなるような気がしてくる。そんなこともあって外来語を日本語に直そうという試みが始まっている。「バックアップ」なら「写して保存する」などに、「リアルタイム」なら「即時、そのときの時間」などに変えることができる。だから、日本語を守っていく必要があると思う。
新しい物を取り入れることも、古いものを守ることも大切だ。だが、大切なことは「できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。」という名言があるように言葉をどれだけ大事に使うかということである。
講評 kira
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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