創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   これからの社会をどう生かすか   えあゆ

 これからの社会をどう生かすか
文音
 最近、「ら抜き言葉」に関心が集まっている。確かに報告は、さまざまな問題、国際社会への対応など多岐に渡っている。しかし、「ら抜き言葉」だけが際立って注目されてしまった。「ら抜き言葉」をめぐる落差と断絶自体が、国語問題の現状を反映しているとも見ることもできる。根本には、言語観の違いも横たわっている。審議会の役割も、規制を緩める方向に向いているというだけではなく、影響力自体も弱める方向に向かっている。時代の変わり目で、私たちの言葉をどうしていくか、各自が考えていく必要があるということである。(要約)
 確かに、時代に合わせて言葉も変化させていくことは大切だ。という意見がある。例えば、私の周りに住んでいるお年寄りの人が、時々私に話しかけてくることがある。私は、話そうとは思うものの、相手の人の言葉が、現代と違いすぎて、ただ相槌を打つことしかできない。だから私は、時代に合わせて言葉を変化させていくことによって、人と人とのコミュニケーションをとることが可能になると思う。(複数の意見一・体験実例) 
 また、古くから守られてきた伝統的な言葉を大切にするべきだ。という意見もある。以前に私が見たテレビによると、本当に長い歴史を刻み、先祖代々からずっと守られ続けてきた伝統的な言葉というものは、日本語がわからない外国の人。つまり、言葉が通じなくても、心を通じ合わせることができ、日本人と一緒になって巣晴らしいということを共感することができるそうだ。(複数の意見二・社会的実例)
 確かに、時代に合わせて言葉を変化させていくことも、古くから守られてきた伝統的な言葉を受け継いでいくこともどちらも大切なことである。しかし、一番大切なことは、言葉の種類あるいわ、自分の事を考えることではなく、これからの子孫にとって一番良い方法を賢く選択することである。また、「出来上がった規則を何とか守ろうとするよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。」という名言があるように、私たち日本人は、これからもっと伝統を守り且つ新しい社会を築き上げていくべきであると私は考える。(総合化の主題・名言の引用)

   講評   hota

 今回も、なかなか素早く書いて送ってくれましたね。夏休みとはいえ、いろいろあって忙しいでしょうが、そのなかで作文も休まず、頑張っていますね。本当に感心です。
 ただ、今回はちょっと時間をかけられなかったのかな、少し急いだ感じですね。所要時間が45分と短いので、できればもうちょっとだけ、よく考えてほしかったです。
 要約はいいですね。そのあとの構成も、「総合化の主題」の書き方もよいです。実例の入れ方も含め、今までやってきた「書き方」はバッチリです。
 ただ、実例がちょっとうまく意見に噛み合わなかったですね。「時代に合わせて言葉も変化させていくことは大切だ。」(「という意見がある。」は不要です。)という意見の実例には、「年配の人と会話ができない」は合わないようです。言葉が不変ならば、どんな年代の人とも会話が滞りなくできるはずですから。「変わっていい」という意見の実例には、「変わってこうよくなった」という実例が必要ですね。「社会実例」の方も、少しわかりづらかったです。
 やや辛い批評になりました。文音さんが「書ける」実力の持ち主であることを、知っているからです。次回は休み宿題になりますが、是非、もう少しじっくりと考えて書いてみてね。期待しています。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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