創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
2つの知識 ビーバー
人間は動物と違い、他人の行動の結果である地理的な情報を地図として受け取り、いくらでも利用できます。それだけで、どこへでも移動が可能になるわけですが、しかしまた、行動の可能性が増えるということは、それだけ道に迷う可能性にもつながってくるとも言えるでしょう。目的地まで次々と現れるバス停や住居表示などの手掛かりもまた、動物には利用できない、人間の地図文化だといえるでしょう。こうした、人間の作り出した情報は、行動の助けになるものであると同時に、反面、使い方がきちんと身についていない限り、逆の結果につながる危険すらあるのです。(要約)
確かに、他人の情報を自分で利用することは必要だと思う。僕は七月の中頃、学年行事のため、東京の溜池山王にある「サントリーホール」という場所へ行った。溜池山王のことについては何も知らないので、誰かに教えてもらうことしかできない。こうなると、よく知っている人の情報を参考にするしか方法がない。こういう時があるので、他人の情報を参考にすることは必要だと思う。(体験)
しかし、自分自身で調べた情報を持つことも大切だと思う。東京駅のすぐそば(例えば有楽町とか)のことや、東京駅は初めて、という人は必ず迷うと言われている東京駅の構内も、全て自分で歩き調べて覚えた。(結構無駄な努力だったかも知れない(笑))今度は新宿駅のそばのことや駅の構内などを覚えるつもりだ。このように、自分で調べたり覚えたりすることで探求心が生まれ、終わると達成感が出てくる。どんどんプラスの方向に進んでいくので、自分の力で知識を蓄えることは大切だと思った。
他人の知識を自分で応用することも、自分自身で知識を蓄えることも、どちらも欠かせない。しかし、「理想に到達するための手段はまた、理想への到達を阻む障害でもある。」という言葉に表わされるように、その時の場面に応じてどちらの知識を選択するかが大切である。(総合化)
講評 miri
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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