低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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茅ヶ崎の海に行ったこと えりに
8月6日土曜日に、父がいきなり
「海に行く?」
と聞いてきたので
「行きたい、行きたい!」
と私はさわぎました。なぜかと言うと、私が小学生になって初めての海だからです。
海に行くのに、相模線という電車に乗りました。相模線には無人駅があり、人が5人か6人しかいませんでした。しかもその駅にはかかりの人がいませんでした。駅をいくつもとおりすぎて、やっと終点の茅ヶ崎駅につきました。
「海はどこ?」
と父に聞くと
「わからない!」
と言ったので、私は
「どうしよう」と思いました。父が人に聞いたら、歩いて20分ぐらいで行けると言ったので、私は歩いていこうと言いました。少し歩くと、大きな松の木がいっぱいあり、海のにおいがしました。
「ついたー」
私は走り出しました。水着に着替えて海に入ると、私よりも大きい波がきました。
ザブーン・・・・
「あれー」
父が浮き輪から手を離してしまったので、私は流されてしまいました。少し水を飲んでしまって、しょっぱかったけど楽しかったです。
1時間海で遊んで洋服にきがえると、仕事を終えた母が海に来ました。父は笑顔で手を振り「ここだよ!」と大きな声で言いました。母が私たちを見つけて、うれしそうに手をふりました。私は父と母がラブラブだと思いました。
夜に花火大会があり、砂浜で見ました。その花火は水の上でばくはつするようなきれいな花火でした。
帰るときは人がたくさんいたので、歩くのが大変でした。でもまた海に行きたいです。
講評 haruru
家族で海に行った楽しい思い出をじょうずに作文にかけましたね。お父さんと海に入っている時のようすが、「お父さんが浮き輪をはなしてしまったのでながされてしまった」という部分でとてもよくわかりますよ。愛莉さんのお父さんは本当に愛莉さんのことが大好きなんですね。愛莉さんの作文を読んでいると、先生はいつもそう感じます。
今回もうまいたとえが考えられましたね。「水の上でばくはつするようなきれいな花火」というのはとてもいいたとえですね。音まで聞こえてくるようです。
途中からお母さんもいっしょに遊べてよかったですね。お父さんとお母さんの仲のいいようすも良くわかりましたよ。愛莉さんはお父さん、お母さんが大好きなんですね。今回の作文からも家族みんなとっても仲が良いのが伝わってきました。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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